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断熱等級7の年間冷暖房光熱費を計算する

2024.03.27

断熱等級7の冷暖房費は年間いくら掛かるのか?を計算シュミレーションしてみます。例に取り上げる物件は「越後曽根の平屋」です。検討を行った住宅の条件および仕様は以下の通りです。(詳しい断熱仕様はこちらの記事で解説しています) …

工場オフィス断熱改装工事が始まりました

2024.03.01

今回の依頼は、とある製作工場内に事務所スペースを作るというプロジェクトです。新たに事務所を増築するのではなく、現在ある工場スペースの一部を間仕切り壁で区切って、事務所スペースへと改装していきます。 工場内は空調がされてま …

エリアを区切って断熱リフォームする「ゾーン断熱」とは

2024.01.12

今回の内装リフォーム工事では、設計時のヒアリングで冬場に足元が冷えると聞き取っていましたので、リフォーム工事に合わせて断熱改修工事も行うことにしました。 また改修工事中は、その建物に住みながら改修工事を行う方針でしたので …

断熱等級7を実現するための断熱仕様

2023.12.25

以前記事に書きましたが2022年10月より断熱等級が改定され、断熱等級4の上位ランクに、断熱等級5,6,7が新設されました。ここ最近の電気料金の値上げもあり、高気密高断熱住宅のニーズが高まっているように感じます。私自身、 …

断熱性能だけでなく、気密性能も合わせて考える

2023.12.21

建物の断熱性能を上げるには、断熱材の厚みを増やす、サッシの性能を上げる、などの方法で実現できますが、それだけでは本当の意味で快適な建物が実現しているとは言えません。断熱性能は高いのに、省エネでない建物も世の中には存在して …

24年ぶりに断熱性能等級が改定されました

2023.09.18

建物の断熱性能を示す「断熱性能等級」が2022年10月より改定され、今まで最高等級だった断熱性能等級4の上位に断熱性能等級5、6、7が加わりました。断熱性能等級4は、1999年の法律で定められた基準で、既に法成立から24 …

HEAT20のシュミレーションで室温を検証してみる

2023.01.25

2023年2月、日本全国で10年の一度の寒波が訪れています。ここ新潟市では、昨日の夕方の時点で外気温はマイナス5度。深夜にはマイナス6度を下回る予報が出ていました。朝起きると、窓ガラス面には粉雪が張りつき、外の樹々は雪が …

付加断熱とは、どんなものなのか

2022.12.12

粟生津の平屋は、断熱性能を上げるため、外壁に付加断熱(ふかだんねつ)工法を採用しています。通常の工法では、外壁内に断熱材を充填して断熱工事を行うのですが、充填断熱に加えてさらに外壁の外側に断熱材を付加的に取り付ける工法が …

断熱性能HEAT20 G1をG2へアップするにはいくら費用が掛かるか?

2022.11.30

断熱性能ランクには2022年現在、性能が高い上から順に、5つの等級があります。( )内の数値は、新潟市での推奨Ua値を示しています。地域ごとにで推奨Ua値が異なりますので、より詳しく知りたい方は、こちらを参照ください。 …

断熱性能に力を入れた建売住宅「ユニベールハウス岩室」

2022.07.11

「建売住宅」というのは、まだお住まいになる方が決まっていない段階で設計・建設を行う住宅で、開発事業者が土地を購入して建物を建て、土地+建物を合わせて販売する、つまり、建てて売る住宅のことです。当然、建て終わってから販売す …

付加断熱でどれくらい断熱性能が上がるのか

2022.01.06

「上越滝寺の店舗併用住宅」では、外壁の断熱性能を上げるため、付加断熱を採用しています。写真の左側外壁が付加断熱施工後、右側外壁は施工前の状態です。(タイベックと印刷してある白いシートの裏側に隠れているため、断熱材自体は写 …

高断熱住宅にするには、いくら費用が掛かるのか

2021.10.25

皆さんは家を建てる際、建物の断熱性能をどうやって決めているでしょうか。きっと、どの程度の断熱性能とするのが適切か、迷うことでしょう。設計を仕事にしている私でさえ、一体どこまでの断熱性能が適切な数値なのか、迷ってしまうこと …

「ユニベールハウス」断熱仕様について

2020.11.20

「ユニベールハウス」工事がスタートした頃は、まだ残暑が続き、暑い暑いと言いながら現場作業していたように思うのですが、気がつけば既に肌寒い季節になってきました。夏になれば暑さが、冬が近づけば寒さが、つい気になってしまうのが …

付加断熱+遮熱シートを採用しました

2020.10.01

「岩室の平屋」現場では現在、外壁の断熱工事に取り掛かっています。外壁には高性能グラスウールで充填断熱を行うのですが、その断熱に加えて外壁の外側にも、付加断熱でグラスウールを増し張りしていきます。 外壁に充填断熱する場合、 …

「岩室の平屋」基礎工事完了

2020.08.31

「岩室の平屋」基礎工事が完了しました。今回、(床裏断熱ではなく)基礎断熱を採用したので、基礎の側面には、断熱スタイロフォームが取り付けられています。写真で見えている水色ボードが断熱材です。 基礎コンクリート自体を蓄熱槽と …

「燕のガレージリノベーション」工事進行状況

2019.09.24

「燕のガレージリノベーション」現場は、断熱工事が終わりに近づきました。リノベーション工事では、室内での工事が主になるため、工事をする場所ごとに材料や道具を動かしては作業をしなければならず、作業効率が落ちて思っていたよりも …

内壁断熱工法による断熱リフォームの利点

2019.08.30

「燕のガレージリノベーション」現在、大工工事が進んでいます。こちらの写真は、外壁側の壁の内側にもう一枚、内壁を施工している写真です。なぜわざわざ、もう一枚壁を施工するのか?には、大きな理由がありました。 もともとのこちら …

「上越高田の家」充填断熱工事

2019.02.08

「上越高田の家」現在、断熱工事が進行中です。ここ上越地域は新潟県の中でも、冬の期間が長く、積雪量の多い地方ということを考慮し、断熱性能を高めに設定しています。 床、外壁、天井と、建物全体をぐるっと魔法瓶のように断熱材で囲 …

「新潟青山のコートハウス」北側窓から採光効果

2018.12.31

「新潟青山のコートハウス」いよいよ2018年も大晦日です。寒い日が続きますが、工事は順調に進んでいます。現在、断熱工事が最終段階。床、壁、天井の中に断熱材を隙間なく入れ込み、建物をぐるっと囲って断熱を行います。断熱材が施 …

標準化住宅プロジェクト「ベーシックハウス」断熱性能について

2018.08.13

標準化住宅プロジェクト「ベーシックハウス」現在、断熱工事が進行中です。ベーシックハウスは、ローコストを目標とした建物ですが、標準仕様で断熱等級4=フラット35S断熱(新潟地域)仕様に対応しています。断熱等級4とは、改正省 …

ZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)に対応いたします。

2017.10.07

ZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)ビルダー登録設計事務所となりました。金子勉建築設計事務所では、ZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)の新築、または、既存住宅をZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)へ改修する際の補助金(補助額7 …

「ベーシックハウス」断熱工事と断熱仕様について

2017.08.28

「ベーシックハウス」サッシ取り付けに続いて、現場は断熱工事に入っています。木造の場合、断熱工事といっても、断熱工事専門の職人さんが行う訳ではありません。やっぱりここでも大工さんの登場です。大工さんは木工事を行うだけでなく …