カテゴリー: 2019 燕のガレージリノベーション

「燕のガレージリノベーション」すのこ床のインナーテラス

「燕のガレージリノベーション」には、個室に面して、インナーテラスを設けています。こちらの物件、既存の建物を改修するリノベーション工事ですので、外壁を解体し、新たにバルコニーを設けようとすれば、多額の工事費が掛かってしまいます。しかし、ただ部屋に窓があるだけでは、面白みがない。外と連続した広がりのある空間を少しでも実現したいと、窓に面して屋内でありながら屋外ような雰囲気を持つインナーテラスを作りました。

インナーテラスの床は、簀の子(すのこ)貼りとして、階下へ光と風を落とすような仕掛けとしています。すのこ材には足触りの良い、杉材を選んでます。サッシ窓を全開に開いて、裸足で簀の子テラスに出れば、屋内に居ながら、外にいるような解放感を感じることができます。

インナーバルコニー インナーバルコニー

「燕のガレージリノベーション」内装仕上げ材料

「燕のガレージリノベーション」工事が完了しました。今回、使用した内装仕上げ材は、以下の通りです。

1階床フローリングには、スギ無垢フローリング(自然塗料)
階段には、杉集成材
2階床フローリングには、チーク無垢フローリング(自然塗料)
カウンタートップには、花梨(カリン)無垢材

陽が差し込まない暗い1階には、柔らかく明るめの材料、陽の入る明るい2階には、硬質で深い色目の材料と、空間の明暗に合わせ、仕上げ材の色目・素材感を変化させています。移動していくに従って変化していく空間の表情。様々な素材を使い、空間変化をつけることで、小さな空間でも、多様な場所が生まれ、実際の床面積以上に広がりを感じます。

カリンカウンター
杉集成材階段
杉フローリング

「燕のガレージリノベーション」工事完了目前

「燕のガレージリノベーション」いよいよ工事完了、目前です。大工さんと最後の納まり打合せに。工事が始まった頃は、暑い中、汗をかいて打合せしてた記憶がありますが、気がつけば、既に肌寒い季節に。長い時間、手間を惜しまず、丁寧に作っていただき、ありがとうございました。

リノベーション工事 リノベーション工事

「燕のガレージリノベーション」カリンカウンター現場搬入

「燕のガレージリノベーション」先日、材木屋で選んだカリンのカウンターが現場搬入されました。長さ2.7m、室内に搬入されると、倉庫の中で見た時よりも、一回り大きく見え、更に存在感を感じます。表面をプレーナーで仕上げたことによって、倉庫内で見た時よりも、花梨(カリン)らしい深い赤みが増したようです。

カウンター材を台の上に仮設置して、材の位置や向きなどを最終調整。敢えてカウンターの端(この端の部分を耳、といいます。)を室内側に向けることで、無垢材らしさを強調しよう、という事に決まりました。この後、カウンターを裏側からビスで固定して、その下部に収納棚を作り込んでいきます。工事もいよいいろ最終段階に入ってきました。

カリンカウンター搬入
カリンカウンター搬入

「燕のガレージリノベーション」工事進行状況

「燕のガレージリノベーション」現場は、断熱工事が終わりに近づきました。リノベーション工事では、室内での工事が主になるため、工事をする場所ごとに材料や道具を動かしては作業をしなければならず、作業効率が落ちて思っていたよりも工事日数を費やしてしまいました。といっても、大工さんは丁寧に仕事してくれたので、仕上がりは上々ですが。

リフォームやリノベーション工事で最も読めないのは、工事が始まってから予想していた状態と現況が違っていた時。今回は、床下地や柱の傾きが思っていた以上に大きく、下地調整に手間取ってしまいました。いつも念には念を入れて工事に望むのですが、中々すんなりと工事は進んでいってくれません。そこがリノベーション工事の醍醐味だ!と言ってしまえる豪胆さがあれば良いのかもしれませんが。設計者としては、工事費や工期など色々と気になってしまいます。

リノベ断熱工事
リノベ断熱工事
リノベ断熱工事

「燕のガレージリノベーション」道具と技術の可能性について

「燕のガレージリノベーション」進行状況の確認と納まり打合せのため現場へ。設計図面上にできるだけ細かく詳細納まりを表記しているのですが、やはり図面は2次元情報でしかありません。実際に現場で作っているものは、3次元。図面では表現しきれなかったり、現場で納まりが予想と違っていたり、といった事が現場では起こります。そんな時は、現物を見ながら打合せをするのが一番スムーズ。

現場の休憩時間に大工さんとお茶を飲みながら、現場打合せ。図面の裏に手書きでスケッチを描いて、これから加工していくものを視覚的に共有しながらイメージを膨らませていきます。大工さんと対話をしていくに従って、ここはこんな加工はできる?この納まりならこんなのが良いんじゃない?と、色々とアイディアが生まれてきます。 手から作り出す形というものは、大工さんが持っている加工道具と腕(技術)によって決まってきます。それらを制約と考えるのではなく、前提条件として受け止め、その中から可能性を探る。図面で書いていた以上の可能性がそこにはあるかもしれせん。

現場打合せ
現場打合せ
現場打合せ

「燕のガレージリノベーション」無垢カウンター材選び

「燕のガレージリノベーション」今日は現場を離れて材木屋さんに来ています。部屋の一部にカウンターを造り付ける予定なのですが、折角なので、無垢材カウンターにしてはどうかという事になりました。という事で早速、新潟市小須戸の材木屋さん「新発田屋」へ。

無垢材というのは、同じ程度の長さでも、樹種の違いや木目の出方によって、数万円のものから数百万円のモノまで、価格が大きく異なります。一般的に無垢材は加工しておいてある訳ではないので、丁度良い長さや幅の無垢材が手に入るかというと、もうほとんど出会いモノ、という感じがあるかもしれません。木の表情や色目は気に入ったのに、ちょっと幅が足りなかったり、ちょっと長さが長すぎたりと、なかなか良いものに出会うことは難しいかもしれません。

という事なので、丁度良い大きさで、かつ、手ごろな値段の無垢材がないか、事前にある程度の要望をを伝え、材木屋さんに倉庫の中を探してもらいました。今回、選定の候補に挙がったのは、数種類の材でしたが、その中で一番、お施主さんの心に響いたのは、花梨(カリン)のカウンター材でした。縮み杢が入った少しハードな印象の花梨。無垢材の存在感を残すため、耳を残して加工してもらいます。元の部分に少し割れが入っているため、花梨の割に値段抑えめで手に入れることができました。 これより加工場へ運び、必要な寸法にカットし表面仕上げをしてもらってから、現場配送してもらいます。重厚な赤みのあるカリン材。現場に搬入されるのが楽しみです。

カリンカウンター
カリンカウンター
カリンカウンター

「燕のガレージリノベーション」断熱内壁工事

「燕のガレージリノベーション」現在、大工工事が進んでいます。もともとの建物が車庫(倉庫)でしたので、壁や天井には断熱材が一切入っていませんでした。このまま仕上げをして見た目だけがきれいになっても、夏熱く冬寒いのでは、快適に過ごすことは不可能です。ですので、先ずは部屋をぐるりと囲うように断熱工事をしていきます。

通常の建物ですと、壁の内部に断熱材を入れてあるのですが、リノベーションに当たって、内壁全てを一度解体して、断熱材を入れ、再び内壁を仕上げていては、解体費の分、割高になってしまいます。そこで今ある壁を解体せずそのまま残し、その壁の内側に新たに壁を新設し、断熱材を入れるという方法を採用しました。魔法瓶のように内側で更に断熱するイメージというと分かりやすいかもしれません。

また、この方法を採用したもう一つの理由は、既存建物の精度でした。既存の建物はすでに傷みが進んでおり、壁や床がすでに水平、垂直ではないという状況でした。新たに設置する壁であれば、正しく水平垂直を出せるという事。かつ、内側に壁を建てることで構造的な補強にもあり、耐震性も上がるという事にも期待しました。 とうことで、まずは外壁に沿って内壁を設置中です。この下地の内側に断熱材を入れ込んでいきます。

内壁断熱工事
内壁断熱工事

「燕のガレージリノベーション」解体工事

「燕のガレージリノベーション」大工さんがまず取り掛かっているのは、解体工事です。レイアウト変更に伴って邪魔になる柱や下がり壁の解体、下階へ光を落とすための床の解体など、解体工事が進んでいます。2階床を剥がした上方からは、柔らかい光が注いできます。これで暗かった下階も少しは明るくなるでしょう。

解体業を専門にする解体屋さんに解体工事をお願いすることもできるのですが、解体しない部分と解体する部分が取合っていたり、全体でなく一部の解体であったりする場合は、解体後の復旧工事を考慮して大工さんにお願いする事も有効です。どこまでを壊して、どこまでを残すのかなど、大工さんだと後で作る仕上がりの状態を考えながら解体をしてくれます。大工さんの方がやや解体費は割高になるかもしれませんが、後の復旧手間を考えると、全体費用が抑えられる可能性も。

リノベ解体工事
リノベ解体工事
リノベ解体工事

「燕のガレージリノベーション」工事スタート

「燕のガレージリノベーション」いよいよ工事がスタートします。まずは大工さんと現地現況を確認。一部柱を抜いたり、床を剥がしたり、と解体部分があるため、一部を解体して天井内を覗いたり、建物がどの程度ゆがみがあるかなど、水平レーザーでチェックしていきます。どこから工事をしていくか、材料はどんなものが必要か、など調査した結果を踏まえて考えていきます。

また、既存で取り付いていた昔ながらの単板ガラスのアルミサッシは全て解体し、新たに複層ガラスのアルミ樹脂複合サッシに交換予定。見た目の美しさだけでなく、断熱性能もアップし、快適性な空間を実現したいと思っています。

リノベ現地調査
リノベ現地調査
リノベ現地調査

「燕のガレージリノベーション」現地測量

「燕のガレージリノベーション」さっそく工事開始と、いきたいところですが。いきなり開始という訳にはいきません。新築とは異なり、既存にある建物の改装するのですから、まずは各部分の寸法がいくつになっているのかなど、現地測量を行い、詳細な寸法などを図面へと落とし込んでいきます。

測量する前の提案図面は、細かな寸法や詳細な納まりまでは記入していませんので、この段階で図面検討を行い、仕様や納まりなどを再度、検証していきます。なお、今回の建物は、ガレージ(車庫)という事もあり、断熱材が一切入っていません。どのように断熱を行うかなどは、現況確認した上で、詳細な検討を進めていきます。

リノベ現地測量
リノベ現地測量

「燕のガレージリノベーション」荷物片づけ後

「燕のガレージリノベーション」お施主さんから片づけが終わったとの連絡を受け、現地確認に行ってきました。足の踏み場も無いほどモノで溢れていた部屋は、がらんと片付き、それだけで以前よりは部屋がずっと広く見えます。丁寧に床の畳までご自分で処分していただき、これでいよいよ工事へ取り掛かっていけます。

いらない物の処分は、解体業者さんにお願いすれば、荷物搬出から処分まで全てお願いできますが、コストを抑えようとするならば、ご自分で直接ごみ処理場へレンタルした軽トラックなどで運ぶのがおすすめです。どこの自治体でも、持ち込みゴミの重さ、kg毎いくらと設定があります。ちなみに新潟市は持ち込み家庭ごみ10kg毎に60円の処分費が掛かります。といっても、(2020年1月現在)重量100kgのごみを持ち込みで捨てても、600円と割安です。

リノベ荷物片づけ後
リノベ荷物片づけ後