カテゴリー: 2010 鵠沼の家

「鵠沼の家」タイル仕上げの浴室

写真は「鵠沼の家」の浴室です。窓から差し込む光がまぶしいくらい、明るく開放的な浴室となっています。正面に見えるのは屋上デッキテラス。大開口サッシ全開にして浴槽に浸かれば、まるで露天風呂に入っているような気分になれます。天気の良い日なら、風呂上りにそのままデッキへ出て、ビールをプシュッ!、なんて最高です。

こちらの建物の構造は、木造です。木造だと、浴室の選択肢はユニットバスだけと思われている方がいるかもしれませんが、防水下地処理をしっかりと行えば、どんな仕上げ材を使う事も可能です。こちらの浴室には、FRP防水を行った上で、床と壁にタイルを張り付けています。また、足裏がヒヤッとしないよう、足触りの良いリクシルのサーモタイルを採用しています。

夜に月を見ながら入浴するも良し、明るい時間に本を読みながら入浴するも良し、色々な形のリラックス時間を愉しめる浴室としました。

木造浴室タイル張り

鵠沼の家 1/50模型

こちらは、内部の空間スケールを検討するために作った1/50模型です。

設計図面というものは2次元ですが、私たちが実際に設計しているのは3次元の空間です。柱梁などの構造体やサッシ、仕上げ材などの物質を組み合わせることで空気感というような実体のないものをつくっています。その実体のないものを確認するため、模型を作っているとでも言えばしっくりくるように思います。

作成した模型をいろんな角度から何度も覗き込み、天井高さや窓の位置を調整し、決定していきます。図面を書き、模型を作り、その模型を修正し、図面を修正していく。2次元と3次元を何度も行ったり来たりの作業。

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鵠沼の家 竣工写真撮影

竣工写真撮影のために、鵠沼の家へ。
こちらを訪れるのは、引き渡しから約半年ぶり。
真夏の太陽が差し込む快晴の空の下、撮影を開始。
真っ青な空と白い外壁のコントラスト。
強い日差しが、杉板型枠のコンクリート壁の表面に影を作り出す。
ここ湘南の風景に、建物の硬質な表情がとても馴染んでいる。
鵠沼の家

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鵠沼の家 竣工写真撮影

道路面から1階分上がったプライベートなコート。
リビングからも、ダイニングからも連続するコートは、生活する上での拠点。
アウターリビングとしての性格を持ちます。
天気の良い日には、外に出したテーブルで食事を楽しんでいるそうです。
子供たちは、リビングやコート、ダイニングなど、
外も中も関係なく、縦横無尽に駆け回っていました。
ここにいると湘南の日差しをつい意識してしまうような空間でした。
鵠沼の家

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「鵠沼の家」竣工写真撮影

竣工して約半年が経ちました。本日、「鵠沼の家」の竣工写真の撮影に伺ってきました。私の事務所では、竣工直後の入居する前の写真よりも、実際にどのような暮らしをしているのかを伝えたいため、住んで暫くしてかから、竣工写真を撮れせてもらうケースが大半です。

地階の玄関を入り、階段を上って1階のLDKへ。あえて明るさを絞った地階の玄関ホールから一転、明るい日差しの差し込む開放的なLDKへ。明暗のコントラストと空間構成の劇的な変化を狙ってみました。

LDKの正面には中庭が広がり、大開口で中庭へと連続していきます。竣工当時は、まだ小さかった樹々は、だいぶ大きくなり、庭に葉の影を落とし、とても涼しげです。撮影したのはとても暑い日でしたが、日影に入って風が吹き抜けると、心地よい清涼感を感じました。

子供たちは、リビングから中庭、中庭からダイニングと縦横無尽に走り回り、ぐるぐると回遊性のある空間を存分に楽しんでいます。この中庭は、前面道路から床レベルが3m程上がったところにあり、道路側からは庭の内部を伺うことはできません。また、中庭には、リビングとダイニングからしかアクセスできない構成となっています。このことにより、中庭がとてもプライベートな外部空間として成立しています。このプライべートな中庭を中心に、暮らしが展開しています。

快く撮影に協力して頂きましたお施主さん、本当にありがとうございました。部屋の中を吹き抜ける湘南の風。とても心地い時間でした。

コートハウス
コートハウス

鵠沼の家 外構工事

大雪の新潟から朝一番の新幹線に乗り、湘南へ直行。
気温マイナスの新潟から戻ると、湘南はとても暖かい。
鵠沼の家の最終チェック。
納まりや仕上げに問題が無いか、各階を一つ一つ丁寧に確認していく。
すべてをチェックし終わり、チェック項目を現場監督に指示する。
引き渡しは目前。

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鵠沼の家 湘南の青い空と外壁の白

鵠沼の家の現場確認へ。外部足場が解体され、建物の外観が現れました。真っ青な湘南の空をバックに白い外壁の建物がすくっと立ち上がっています。湘南のからっとした気候には、このような白い外壁仕上げが似合います。内部では家具の設置工事。現場に家具が入ると、やっと家らしさが出てきますね。

白い外壁 家具工事 家具工事

 

 

鵠沼の家 開放感を出すためのちょっとした工夫

鵠沼の家、現場打合わせへ。少しずつ、でも工事は確実に進んでます。1月末の竣工に向け、にわかに現場が活気づいてきました。今回、リビングに開放感を出すため、柱を入れず、出来るだけガラスサッシだけででコーナーを作る試みをしています。その為にちょっとした工夫を。コーナーの補強材としてスチール角材を入れ、サッシ枠で隠すような仕掛けに。これで角の部分がすっきりとした納まりに。このような細かな工夫の積み重ねが、心地良い空間を作りだしていくのです。

001 サッシコーナー納まり サッシコーナー納まり

 

鵠沼の家 内装工事進行中

鵠沼の家にて現場打ち合わせ。
工事は順調に進行しています。
内装工事に入り、室内の雰囲気が少しずつ現れてきました。
各部の納まりやスケール感など、ひと部屋ひと部屋チェックをしていきます。
地下1階、地上3階の計4階建てと、かなり大きなボリュームです。
設計チェックも一日掛かり。
道路から1フロア上がった階に庭を配置し、
LDKから庭へ直接出れるような構成。
今から出来上がりが楽しみです。

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鵠沼の家 SE構法建て方

深夜、高速を飛ばして、京都から鵠沼へ移動。本日、鵠沼の家の建て方作業が行なわれます。今回初めてSE構法を採用してみました。SE構法とは、いわゆる木造の金物工法。簡単に一言でいうと、柱と梁のジョイント部分に金物を使い接合強度を増す構法です。工場で事前に加工されて運ばれた柱梁は、大工さん達により着々と組み上げられていきます。通常の木造軸組工法と違い、筋交いを入れる前でも、非常に骨組みががっちりとしている印象。軸組だけでも、すでに揺れが少ない。雰囲気としては、鉄骨と在来木造の間のような感じ。確かに3階建てや大きなスパンを飛ばしたい時などには有効な構法だと思いました。

SE構法建て方 SE構法建て方 SE構法建て方

 

 

 

鵠沼の家 杉板うづくり仕上げコンクリート

配筋検査の為、鵠沼の現場へ。現場へ着くと、雨の中、大工さんがもくもくと型枠の調整中。前回打ち込んだ部分の型枠はすでに解体され、コンクリート面が見えていました。正面の部分に採用したのは杉板うづくり型枠仕上げ。杉板の木目がコンクリート面にきれいに転写されています。つるっとした打ち放しとは違った、独特の表情を持つコンクリート。工事はここまで順調。後は連休明けの建て方を待つだけ。

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