カテゴリー: 2013 花ノ牧の2世帯住宅

「花ノ牧の2世帯住宅」黒皮スチール製照明器具

「花ノ牧の2世帯住宅」のダイニングテーブルの上には、黒皮スチールで製作した照明器具が吊り下がっています。トーンを抑えた室内の雰囲気に合った照明器具が、既製品ではなかなか見つからなかったため、特注製作してみました。

黒皮仕上げの艶やかな黒い箱。黒皮鉄板をそのまま溶接して製作しているためか、見た目からもその重厚な雰囲気が感じられます。所々に溶接跡が残る無骨な作りですが、その荒々しさがかえってこの空間に合っているような気がします。薄いアルミで作ったものとは、やはり存在感が違います。

照明器具の上部は箱状に加工してあるため、照明器具の上に様々な小物やグリーンを置くことができるようになっています。こちらのお施主さんは照明の上にグリーンを置いて、空間をアレンジしていました。飾る小物でまた違った雰囲気を作り出すことができそうです。

黒皮スチール照明 黒皮スチール照明 黒皮スチール照明

「花ノ牧の2世帯住宅」グリーンのある暮らし

「花ノ牧の2世帯住宅」こちらの住宅は1階に親世帯、2階に子世帯が暮らす2世帯住宅です。共用スペースである玄関から階段を上り、子世帯リビングへ。引き渡した時と比べ、ぐっと落ち着いた雰囲気となっていました。

そこに置かれた家具や家電、包丁やコップに至るまで、そこに住まう方のセンスで、空間の質ががらっと変わることに毎回、驚かされます。施主さんが、その空間を自分なりに上手くカスタマイズし、使いこなしているからこそ、このような違いが生まれていくのだと思います。

今回は、ぐっと色のトーンを落とした内装材で空間を仕上げています。ちょっと無機質で硬質な空間の中に、有機的なグリーンがアクセントとして効いていて、とても印象的な空間となっていました。次は、中庭へ植栽を植えていくとのこと。窓の外に見える中庭の緑も、楽しみですね。

落ち着きのある暮らし 落ち着きのある暮らし 落ち着きのある暮らし 落ち着きのある暮らし

「花ノ牧の2世帯住宅」木格子ジグザグ貼り

竣工後、半年が経過した「花ノ牧の2世帯住宅」へ伺ってきました。引き渡しの際には、まだ完成していなかった木の塀が中庭を取り囲んでいました。白いガルバリウム外壁の印象がシンプルなだけに、ただ木の塀を立てただけでは面白みに欠そうでしたので、ちょっと変わった木の貼り方を試みてみました。

その名も、木格子ジグザグ貼り。塀の内側と外側を同時に仕上げるために考え出した方法です。こちらの木塀、内部から見ても外部から見ても、表裏無く、同じ見え方をします。動きのある壁面が影を作り出し、とても面白い表情に仕上がっていました。フラットな白い外壁と、でこぼこな濃い茶の木塀。静と動。

お施主さんと中庭に植える植栽の打合せ。この中庭にどんな樹を植えるか、どのような雰囲気の庭にしていくかなど相談してきました。植栽が入るとまた建物の雰囲気もがらっと変わるのでしょうね。

ジグザグ木塀 ジグザグ木塀 ジグザク木塀 ジグザグ木塀

「花ノ牧の2世帯住宅」屋根垂木表し仕上げ

本日、「花ノ牧の2世帯住宅」の完了検査が行なわれました。大きな指摘事項もなく、無事に検査を終えることができました。庭の塀や植栽などの外構工事はまだ残っていますが、これで晴れて、引き渡しとなります。

2階子世帯のLDKの天井は、建物の屋根構造をそのまま表しとしています。屋根勾配に沿って、光の入る南側の天井は高く、北側の天井は手の届くほど低く、高低差を大きくつけています。1階の親世帯のフラットな天井の落ち着いた雰囲気とは異なり、動きのある空間となっています。

親子といえども、当然、世代間で趣向は異なります。世帯ごとの趣向に合わせて、空間スケールや仕上げ材に変えることで、同じ空間構成でありながら、雰囲気の異なる住空間を作り出しています。

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「花ノ牧の2世帯住宅」墨色仕上げの寝室

「花ノ牧の2世帯住宅」明るく開放的なLDK空間とは対照的に、寝室は窓を出来る限り小さく絞って、暗く閉鎖的な空間としました。仕上げのシナ合板には、木目が残る程度に墨色に塗装を施しています。

LDKがONの空間だとすれば、寝室はOFFの空間。外の風景を切り取るように設けられた窓を覗きながらゆっくりと本を読んだり、音楽を聴いたり、一人で籠れる空間としました。窓際にはカウンターが取りついています。そんなちょっとしたスペースがとても落ち着きます。

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墨色着色壁

花ノ牧の2世帯住宅 壁塗り自主施工の利点

花ノ牧の2世帯住宅。
室内の壁塗りは、施主さんによる自主施工となっています。
自分で壁を塗ることで、建設コストを下げることが出来るのはもちろん、
住み始めた後にも壁のメンテナンスを自分ですることができます。
壁を傷つけてしまった際の補修や、壁の塗り替えなど、
住まいと長くつきあっていく為には、メンテナンス方法を自分で学ぶことはとても大事。
もうひとつ上げれば、家族や友達がみんな集まって、
同じ作業を一緒にするってことでしょうか。
みんなで集まることで、家族・友達との絆がさらに深まっていくような気がします。
1階部分の壁塗りが終わり、残りあと半分。
壁が白く塗られただけで、ひと回り室内が広くなったように感じます。
色の効果は、とても面白いものです。

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「花ノ牧の2世帯住宅」コストを抑えつつ見栄えの良い家をつくる方法

「花ノ牧の2世帯住宅」リビング・ダイニングなどの一般部分の内装仕上げは、無垢フローリング貼りの床に、漆喰塗りの壁仕上げとしています。が、それ以外の収納スペースや寝室などの壁には、コストダウンを図るため、シナ合板貼りやOSB合板貼りの仕上げを採用しています。

建物全体に均一に予算を掛けるのではなく、予算を掛ける部分と予算を抑える部分を明確に分け、メリハリをつけ、仕上げ材を選択することで、コストを抑えつつも、見栄えの良い家が出来上がります。寝室や収納部屋は、お客さんが入らない部屋ですから。。。割り切りも、時には大切。

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花ノ牧の2世帯住宅 白い外壁仕上げ

花の牧の2世帯住宅。
現場では既に外部足場が解体され、建物の全貌が現れていました。
足場が外れると、室内が一気に明るくなります。
室内は壁下地材が貼られ、後は仕上げ塗装を待つだけとなっています。
今回、壁仕上げは施主さんによる自主施工の予定。
初めて壁を塗る人でも、出来る限り簡単に塗れるよう、
ローラー塗りの可能な漆喰材を選択しました。
漆喰の塗られた後の雰囲気はどんな感じになるでしょう。楽しみです。

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花ノ牧の2世帯住宅 静的な表情の外壁仕上げ

現場確認のため、花ノ牧の現場へ。
外壁工事が完了し、前回現場を訪れた時とは
建物の印象ががらっと変わっていました。
今回、外壁材として選んだのは、ガルバリウム鋼板の平葺き仕上げ。
ディテールを極力排したシンプルな納まり。
白色に近い色を選んだことからも、とても静的な表情となりました。
木で作る予定の動的表情の木塀。
その塀との対比を際立たせることを狙いました。
引き渡しまで残り1ヶ月半。現場はいよいよラストスパート。

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「花ノ牧の2世帯住宅」大工さんのちょっとした気遣い

花ノ牧の2世帯住宅の現場へ。現在、壁下地工事と平行して電気配線工事が進んでいます。現場内は整然と片付いていて、気持ちのよい雰囲気。大工さんの丁寧な性格が現場の空気に現れているのでしょうか。掃除片付けをきちんと行なう。そのような、ちょっとした気遣いが、建物の仕上がりを変えていくのでしょうね。気持ちのよい現場から、気持ちのよい空間が生まれてくるというように。

写真は、現場にあった大工さんの手作りの仮設コンセントプレートと文房具箱。現場の端材を使って作られているのですが、手作りの暖かさを感じます。

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「花ノ牧の2世帯住宅」反射光が照らし出す連続垂木

棟上げから約3週間。現場状況を確認するため、花ノ牧の2世帯住宅へいってきました。屋根の板金工事はすでに完了し、外壁の下地ボードもあと少しで貼り終わりといったところ。外壁下地が貼られたことで、建物の内部の雰囲気が少しづつ見えてきました。

敷地南側に庭を設け、隣家から距離を確保したことで室内に陽が射し込み、とても明るい空間を実現することができました。床に反射した朝の光が、連続する屋根垂木を美しく照らし出しています。反射光で天井を照らすというのは、日本建築の昔からの手法。連続する垂木という日本的な構成とは相性が良いようです。心地よい空間が実現しそうな予感。

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花ノ牧の2世帯住宅 連続した垂木の美しさ

昨日の小雨の天気とはうって変わって、春らしい青空。
車の窓からは、遠くの山並みが見えています。
昨日に引き続き、花ノ牧の2世帯住宅の現場へ。
建て方作業は着々と進み、昼過ぎには屋根垂木が組み終わり、
夕方には無事に屋根下地まで貼り終わりました。
今回の建物は、組んだ屋根の構造がそのまま表しとなる為、
部材のスタンプを消したり、釘打ちの位置出しをしたりと、
いつも以上に現場は気を使う作業となります。
連続した垂木を見ると、繊細で美しいなあと、感じます。
今回は、この垂木がそのまま内部に表われる仕様となります。

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