カテゴリー: 2005 江ノ島小屋

「江ノ島小屋」自然素材の耐候性

「江ノ島小屋」こちらの建物、台風ともなれば屋根の上から波をかぶる程、海に隣接した敷地に建っています。潮に対する耐候性を考慮し、外壁にはパイン(松)の板を張り込んでいます。ステンレスでさえも、数年で腐食してしまうようなハードな環境。竣工から12年の歳月が経ちました。

竣工当初、赤茶色だった松板の外壁は、すっかり灰色に変色し、味わい深い表情を見せています。色こそ変化しているものの、板が反ったり、剥がれ落ちたりすることもなく、雨風や日差しからしっかりと室内を守っています。汚れたという印象はなく、むしろ味わいを増した、という表現の方が良く合います。板金やサイディングなの新建材では、きっとこうはいかなかったでしょう。

自然素材というと、耐候性が低く、メンテナンス性の面でも手間がかかると思われているかも知れませんが、このようなハードの環境においては、新建材にも劣らない性能を持つ事が証明できたのではないでしょうか。時間が経つに従って、価値が減るのではなく、逆に価値を増すというのは、自然素材にしか出せない利点だと思います。

パイン外壁経年変化 パイン外壁経年変化

「江ノ島小屋」竣工から早10年

2005年夏に竣工した「江ノ島小屋」。完成から9年半の月日が経ち、いろいろな部分に少しづつ痛みが出てきました。相模湾を一望できるすばらしい立地と引き換えに、1年中潮風と強い日差しに晒され、台風の時には直接海水を被るような過酷な環境にも耐えなければいけない使命があります。

アルミでさえ錆びがつき朽ちてしまうような潮風に耐えるため、出来る限り木材を使用して建物を造りました。アルミやステンレスなどの新建材ではなく、最も潮風に耐えるものとして自然素材を選択したのは、耐候性が高いというのは当然ですが、時を経るに従い、色が変化し味がでて、魅力を増すと考えたからです。

当初は茶色だった外壁もグレーに色あせ、周辺は緑に覆われ、まるでずっと昔からそこに建っていたかのような風格を持ち始めていました。来年には竣工10年を迎えます。これからも長く使い続けていくために、少し手を加えていく予定です。

江ノ島小屋9年目 江ノ島小屋9年目 江ノ島小屋9年目

江ノ島小屋へ

改修工事の打合せのため、江ノ島小屋へ。
こちらの建物、竣工して早6年が経ちます。
外壁の木は、程よく海風にさらされ、良い味を出していました。
まさに、昔ながらの湘南の風景。
こちらの建物、ふじさわ市の景観賞を受賞したとのこと。
地域に馴染み、愛される建物になったということを、大変嬉しく思います。
皆様、お近くにお寄りの際には、是非足をお運びください。
片瀬江ノ島駅より徒歩5分です。
江ノ島小屋HP

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江ノ島小屋で江ノ島花火

本日、江ノ島小屋を訪れたのは、
小屋で見る江ノ島花火大会へ特別招待されたたため。
自分の設計した空間で、美味しい食事をいただきながら、
ゆっくりと花火を眺める。最高の贅沢。
次々と頭上に上がる花火。これぞ夏。
オーナーさん、スタッフの皆さんに感謝、感謝です。
皆さんも、美味しい地魚を食べたくなったら江ノ島小屋へ、ぜひ。
江ノ島小屋HP

江ノ島小屋花火 302 303

江ノ島小屋 リニューアルオープン

先頃より改修工事を行っていました、
江ノ島小屋2階がリニューアルオープンいたしました。
見所は、製作モノのキッチンカウンター。
カウンタートップには重厚な4ミリ厚のステンレス板を使い、
扉の面材には波打つ様な加工を施したチェリー板を貼り付けました。
素材の質感をそのままに表現したキッチンカウンターは、
とてつもない存在感を放っていました。

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江ノ島小屋 小口積み壁仕上げ

改修工事終了間際の江ノ島小屋へ。
工事は大詰め、現在、家具の扉を製作中。
来週行われるの江ノ島花火大会まで、ラストスパート。
キッチンカウンターの隣の壁は、
海で使われていた生簀材をカットし、
小口積みとしてあります。
キッチンカウンターのインパクトに負けない強度。
とても面白い表情の壁に仕上がりました。

江ノ島小屋2階 江ノ島小屋2階

江ノ島小屋 特注SUSカウンタートップ搬入

本日、江ノ島小屋に工場で製作を進めていた
SUSカウンタートップとシンクが搬入されました。
厚さ4ミリのステンレスカウンタートップ、なんと重さが100キロ。
手運びの搬入が難しいため、クレーンを使っての搬入。
何とか2階ベランダへと運び込み、梱包を解く。
後は、カウンターの上に設置するだけ。
とてつもない重量感。出来上がりが楽しみだ。

ステンレスカウンター ステンレスカウンター 製作キッチン

江ノ島小屋 SUSジャンボシンク製作

江ノ島小屋へ納めるSUSシンクが完成したとの連絡を受け、
早速、新潟のSUS製作工場へ。
工場の中にひときわ存在感を放っているシンクが。
シンク長さ1.95m、超ジャンボシンク。
これならどんなに大きな魚でも捌けます。
さすがに、とんでもない存在感です。
後は別の工場へ運んで、溶接焼け部分を電解研磨するだけです。

ステンレスシンク製作 ステンレスシンク製作 ステンレスシンク製作

江ノ島小屋 現場チェックと竜田揚げランチ

江ノ島は朝から曇り。
湿度が高く、蒸し蒸しと暑い。
江ノ島小屋の改修は設備工事に入りました。
現場は後、家具の到着を待つだけ。
7月のオープンに向け、着々と工事が進んでいます。
昼食には1階のお店で
地魚を使った竜田揚げランチをとても美味しく頂きました。
皆さんも是非。おすすめです。

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江ノ島小屋 燕SUSキッチン加工打合せ

江ノ島小屋へ設置予定のSUSキッチン。
製作打合せのために、新潟県燕市のステンレス加工工場へ。
シンク部分の原寸試作品を前に、
家具部分との納まりや、取り付け方法、加工寸法など、
打合せでひとつひとつ確認しながら詳細を決めていく。
ステンレスは現場での手直しが難しいため、
事前の製作打合せがとても重要だ。

sus加工工場 sus加工工場 sus加工

江ノ島小屋 FRP防水工事

朝から江ノ島小屋の現場打合せへ。
現場は、既存の床を剥がした上に、FRP防水の工事中。
既存部分を残しながらの改修工事は現場打合せが重要。
設備や電気などの配管取り回しや、既存寸法の押さえなど、
現場での対応項目が非常に多い。
職人さんと何度も綿密に打ち合わせを繰り返し、詳細を決めていく。

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江ノ島小屋 燕市ステンレス加工工場へ

江ノ島小屋へ設置するSUSキッチンの加工打合せの為、
新潟県燕市のSUS加工工場へ。
この様な小さな町工場の中で、ひとつずつ、ひとつずつ、
手作業で丁寧にSUS製品が生み出されていく。
ハサミでステンレスを切り出し、折り曲げ、溶接する。
毎回のことながら、地場産業の職人の高い技術に驚かされる。

燕sus加工工場 燕sus加工工場 燕sus加工工場