カテゴリー: 2018 千葉花園町の平屋

「千葉花園町の平屋」棟上げ完了

「千葉花園町の平屋」朝から始まった建て方作業。夕方には、無事に棟上げが完了しました。

大体皆さん、基礎の段階で現れた部屋の大きさ(間取り)を見ると「えっ!こんなに狭かったっけ?」と感じる事が多いようです。ただ、そう感じていたとしても、柱や梁が組み上がって3次元の空間が立ち上がってくると、広く感じてほっとされる方が多いようです。どうやら人間の知覚は、3次元よりも2次元の方が小さく感じる、ということがあるようです。

何も無かった場所に、一日で建物が組み上がっていくのを見るのは、いつ見ても感動的です。いつも見ている設計の私でさえ感動するのですから、きっとお施主さんはもっと感動を覚えるのだと思います。まずは無事に上棟して、ほっと一息。といっても、気は抜けません。設計者としては、既に内装仕上げや納まりが気になってきています。

木造建て方作業
木造建て方作業
木造建て方作業

「千葉花園町の平屋」建て方工事

「千葉花園町の平屋」本日、建て方工事作業を行っています。「建て方」というのは、柱や梁を組んで建物の骨組みを組み上げる作業の事を言います。

朝8時前に現場へ集まり、四方をお酒と塩でお清めしてから、作業へ取り掛かっていきます。平屋の建物ですので、大工さん達は柱を肩に担ぎ、ひょいひょいと手で建て込んでいきます。続いて梁をクレーンで吊り上げ、柱の上に乗せ、更に屋根垂木を組んでいきます。

建て方での大事なポイントは、急ぎ過ぎないこと。途中、柱が垂直に建っているか、梁は曲がって取り付いていないかなど、何度も何度も確認しながら組み上げ作業を続けていきます。ここでの精度が最後の仕上げの精度を決めることになる為、疎かにしてはいけません。一旦、曲がって組んでしまった状態から真っ直ぐな仕上げにするには、大変な手間と時間が掛かってしまいます。ここで急がずじっくりと精度を上げる事が、後々の仕上がり精度や工事スピードを上げることに繋がっていきます。

柱梁材は、プレ・カットと呼ばれる工場加工が既に施されています。(近年、現場で大工さんが加工を行うことは、ほとんどありません)「い」、「ろ」、「は」と加工図面に示された記号を間違えないように、順序良く組み上げていきます。

木造建て方作業 木造建て方作業 木造建て方作業

「千葉花園町の平屋」施工打合せ

「千葉花園町の平屋」基礎配筋検査の後は、場所を移して現場監督さんと施工打合せ。設計者は、設計図面だけ描いて現場に渡せば終わり、という訳にはいきません。図面に描いてない細かな納まりや設備や構造などの検討事項を現場監督と打合せして決めていく必要があります。

使用する構造金物の選定やレンジフードのダクトを通すルート、軒先の防水納まりなど、仕上がってしまえば隠れてしまう部分も、今後のメンテナンスや建物の耐久性などに大きく関わってくる箇所ですので、疎かには出来ません。どのような納まりにするのがベターか、施工側の意見を聞きつつ、決定をしていきます。

まだ基礎を作っている段階でそんな先の細かい納まりの話までするのか、と思われるかもしれませんが、発注段取りなどを考えれば、施工に先立って納まりを決めていくことが肝心。作り始めてからここが違う、こうしてくれと現場へ伝えるようでは、現場はスムーズに進みませんから。

施工打合せメモ 施工打合せメモ

「千葉花園町の平屋」工事スタート

「千葉花園町の平屋」工務店が決まり、工事がいよいよスタートします。地盤調査を行った結果、地盤は良好で、地盤改良を行わずに済む事が分かりました。計画地は、周辺地域と比べて標高が高く、もともと台地だったようです。地盤面下直ぐに強度のある粘性土が確認出来ましたので、直接地盤面の上にベタ基礎を置きました。

配筋工事が完了したとの現場からの連絡があり、配筋検査へ。基礎に掛かる荷重を考慮した上で、鉄筋の太さ、配置間隔、配筋方向は決まっています。当然、ただ並べれば良いというものではありません。鉄筋に流れる力をイメージしながら、配筋に不具合がないか、確認していきます。一部修正があったものの、配筋状態は概ね良好。続いてコンクリート打設工事へと入っていきます。

ベタ基礎配筋 ベタ基礎配筋 ベタ基礎配筋

「千葉花園町の平屋」スタディ模型内部

「千葉花園町の住宅」スタディ模型、完成しました。今回は、内部空間の雰囲気を掴むため、テーブルや椅子、キッチンカウンターなどの家具の作り込みもしています。模型の内部を覗くと、実際に実現するであろう、内部空間を見る事ができます。

リビング・ダイニングの南側には、大きなテラス窓を設け、デッキテラスへと空間が連続します。床がデッキへと繋がることで、実際の広さ以上に空間の広がりを感じられます。南側の天井高さを敢えて低く抑える事で、空間の重心を低く保ち、落ち着いた雰囲気を作り出すことを意図しました。

まずは、こちらの案をたたき台に、設計打合せを進めていきます。平面図や模型が出てくると、もうこれ以上、設計者へ要望を言ってはいけない、なんてことはありませんので、ご心配なく。図面や模型を見て、自分が生活する空間イメージを更に膨らませ、ここはこうしたい、こんなのもありかな、などなど、どんどん要望を聞かせてください。スタディ図面やスタディ模型は、設計者と住まい手が会話するための「きっかけ」です。会話を重ねれば重ねる程、良い案が生まれてくるのではないかと思います。

花園町建築模型内部003 花園町建築模型内部002 花園町建築模型内部004 花園町建築模型内部001

「千葉花園町の平屋」スタディ模型作製

「千葉市花園町の住宅」周辺環境、敷地形状、方位、住まいのイメージなどを参考に、スタディを重ね、ほぼ平屋に近い2階建て案が、出来上がりました。お施主さんの求めている住まいは、夏涼しく、冬暖かい、明るく居心地の良い家。南側に大きな開口部を設け、庇を長く延ばすことで、夏は日差しを遮り、冬には日の光を室内へと導く、シンプルな構成を採用しています。

平面に続いて、現在、スタディ模型を作成中。平面だけでは、室内への光の入り方や、空間スケールをイメージするのが難しいため、模型を作って確認していきます。

「千葉花園町の平屋」はじめまして

千葉市花園で住宅の新築を検討中のお施主さんと始めての顔合わせ。私の事務所への問い合わせは、ウェブ検索や友人の紹介、そして完成見学会からと、さまざまな方面からいらっしゃいます。今回の問い合わせは、友人からの紹介です。持つべきものは友。ありがたいことです。

メールで何度かやり取りをした後、計画敷地を見せてもらうことに。毎回の事ながら始めて顔合わせをする際は、緊張します。といっても、お施主さんは私以上に緊張しているのでしょうけども。(設計屋さんに依頼するのは、まだまだ敷居が高いと思われている感じがありますが、気負いせず、気軽にお声掛けください!)駅前にて待ち合わせて挨拶、その後、計画敷地へと移動。敷地には古い木造2階建ての住宅が建っています。こちらを取り壊して新たに住宅を建てたいとのこと。南側に開けた、広々とした敷地。敷地南側の道路には緑地帯があり、桜の大木が立ち並んでいます。

敷地を見せてもらった後に、どのような住まい方をイメージしているのかを、ヒアリング。今回のお施主さんは、かなり明確な生活イメージをお持ちで、住まい方のイメージや各部屋の用途を文章で簡潔にまとめてありました。かなり具体的な内容で明確に空間イメージが湧いてきます。また、既存の樹々を出来る限り残したいとのこと。

敷地に立った土地の雰囲気、周辺に建つ建物、ヒアリングした生活イメージなどを手がかりに、平面スタディを進めていきます。早速、事務所に戻ってスタディをしていきます。どんな平面が出てくるか、お楽しみに。