カテゴリー: 日々のこと

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。今年一年がみなさまにとって良き年でありますように。

施主さん、職人さん、施工に関わってくれた関係者のみなさん、旧年中は大変お世話になりました。皆さんの支えがあったからこそ、良い建築、良い空間が作れたのだと思います。今年一年も、感謝の気持ちを忘れず、建築道に精進していきたいと思います。

昨年、竣工した物件は3件。設計事務所としては少ない方かもしれません。が、一軒一軒じっくりと時間を掛けただけ、満足のいくものになったと思います。今年も、あまり多くを求めるのではなく、物件ひとつひとつを丁寧に、きちんと時間を掛けていきたいと考えています。今年一年も、よろしくお願いいたします。

正月飾り

「デザイナー西村隆行のしごと」=「気づきのデザイン」

新潟県の三条ものづくり学校で開催中の「デザイナー西村隆行のしごと」展。地元三条で活躍するデザイナー、西村隆行さんが今まで関わった仕事を一堂に展示するという企画展です。パッケージからポスター、フライヤー、プロダクト製品など、様々な作品が展示されています。展示場所である三条ものづくり学校は、もともと小学校を改装した建物。展示会場の正面に黒板、横の壁は掲示板、規則正しく並んだ机と椅子と、この展示会場がもと小学校であったということを思い出させる、西村さんらしい展示構成となっています。ひとつひとつ作品は掲示板や机の上に並べられています。

今回、デザイナー本人が一つ一つの作品を前に、どうやってそのデザインを導き出したかを語る、というイベントが行なわれました。西村さんの考え出した作品から一貫して感じたのは、「気づきのデザイン」になっているということでした。そのモノが生まれてくる製造工程や背景、クライアントとの打合せから生まれた「気づき」。その気づきをあまり加工し過ぎず、素直にデザインに結びつけていくという姿勢を感じました。後からデザインが生まれてきた背景を聞けば、手品の種明かしを聞いた時のように、なんだそうかと、思ってしまうような単純な答えなのですが、それを成す事はそう簡単ではありません。日常にある当たり前の事象を虫眼鏡でじーーーっと覗き込むように観察し、そのモノを成り立たせている真理を探るような、そんな姿勢を常に持っていなければ辿り着けない境地です。

西村さんをピッチャーに例えるならば(なぜ野球に例えるかはおいといて)、カーブやフォークなどの変化球に頼るのではなく、直球ストレートで勝負する正統派ピッチャー。ただそのストレート球も、緩急上手く使い分け、なかなか打ち崩すことはできません。ひとつひとつのデザイン作品がまとう気持ちのよいストレートな雰囲気は、西村さんのその人格からにじみ出てくるのでしょうね。

西村さん、とても楽しいお話、ありがとうございました。展示は10月31日まで行なわれていますので、ぜひ皆さんも足を運んでみてください。

デザイナー西村隆行のしごと」展
会期:10月2日(金)~31日(土)
時間:8:30~22:00(最終日のみ17:00まで)
会場:三条ものづくり学校エントランス

ニシムラデザインニシムラデザイン

新潟スノーピーク本社を訪れて

オートキャンプというカルチャーを作ったアウトドアギアメーカー、スノーピーク。こちらの本社は新潟県三条市という地方都市にあること、みなさんご存知でしょうか。それもこちらの会社、本社オフィスがキャンプ場の中に位置しているのです。市街地から車で約30分。街の風景が次第に田圃の広がる田園風景へと変わり、さらに山の中へと道は続いていきます。看板を頼りに目的地を目指しますが、この先に社屋などあるのだろうか?と不安になる頃、緑の切れ間にモダンな建物が見えてきます。

緑の芝生の広がる5万坪のキャンプ場。まさにその中に社屋が建っています。社屋の周辺の芝生の上に思い思いに車を止め、テントを張ってキャンプを楽しんでいるのは一般のお客さん達。平日にも関わらず、多くの人がアウトドアを楽しんでいます。会社の敷地内でキャンプを楽しむ人々といえばいいのか、それともキャンプ場の中に突如社屋が建つといえばいいのか。不思議な光景です。
オフィスの中に入ると、光溢れる開放的なオフィス空間が広がります。オフィスいっても机が規則的に並んでいるのではなく、吹き抜け空間の中にランダムにテーブルが並び、さながらお洒落な工房といった風情。至る所にガラス面が設けられ、建物内のどこにいても外の自然を感じられる空間となっています。また社屋内にはオフィスだけでなく、メンテナンス工房や製作工場、ショップなども納められています。

アウトドアギアを作る会社がキャンプ場の中にオフィスを持つ。そこにはユーザーとメーカーが同時に存在する、理想的なものづくり環境が実現していると思います。流通と情報伝達技術の発達とともに、製作現場とそれを使うユーザーとの距離が、年々、離れていっているように感じます。しかし本来、使う人の立場になってモノ作りを考える、使う人自身がものづくりに関わる、それがモノづくりのもっとも根源的な姿勢だと思います。その思想がこのオフィスでは表現されているように感じました。

オフィスを出ると、すでに外は夕暮れ。山の際に夕日が落ちていきます。ふと振り返れば、外壁のガラスに写る夕暮れの風景。建物が自然と一体になり、一瞬、存在が消えたように感じました。なるほど、外壁をガラス面で覆っているのは建物の存在を主張するためでなく、周りの自然を外壁に写し込み、建物の存在を消そうという操作なのかもしれません。

スノーピーク ヘッドクウォーター
住所:新潟県三条市中野原456
電話:0256-46-5858 (代表)
オフィス見学:予約が必要になります。hpで確認ください。
ストア営業時間:10時から19時
定休日:年中無休
キャンプフィールド利用もできます(要予約)。
また、テントやキッチンセットなどのレンタルあり。手ぶらでキャンプも可能。

スノーピーク本社 スノーピーク本社 スノーピーク本社

新潟で船舶免許試験を受けてきました

日本沿岸でモーターボートやヨットなどを運転する際に必要となる1級船舶免許。平成15年の免許制度法改正によって比較的簡単に免許が取得できるようになりました。船を出す際にその乗員の中の誰か一人が免許を持っていれば船を出すのには支障がありませんので、今まで私も免許を取得せずにここまで来たのですが、免許が簡単に取れると聞いて今回重い腰を上げました。

以前は、尾道などで数日間の合宿を行なって免許取得していましたが、現在は全国各地にあるボート教習所で講習を1〜2日受けた後、筆記試験とボートによる実技試験を受けるだけで取得が可能になりました。最短ですと3日あれば1級船舶を取得できます。しかも以前は20万円以上かかっていた取得費用も現在は10万円程度まで落ち、だいぶ手に届きやすくなりました。

たまたま私の受けた教習所では、まずは2級試験を受け、それに受かってから1級試験を受けるというステップアップ方式を勧めていました。ステップアップ方式でも、一発1級方式でも、取得費用はほとんど変わりませんし、2段階で受ける方が確かに確実に試験に合格する可能性は高いでしょう。一発試験の場合、1級筆記の海図を使った問題を解く為にどうしても学習時間が取られてしまいます。取得までの時間短縮したいというのでなければステップアップ方式がオススメです。

筆記試験は、講習会で使うテキストと過去問をしっかり読み返しておけば、試験に落ちるということはまず無いと思います。私が試験を受けた際には筆記試験で落ちたという人はいませんでした。海面に出て行なう実技(操縦)試験も、焦らず心を落ち着けてやれば問題はありません。前後左右の定期的な確認などはうっかりすると忘れてしまうので、運転中は呪文のように唱え続けるとよいでしょう。ただ忘れたといっても、少しの減点になるだけなのであまり気にし過ぎないことが肝心です。1級試験の中で一番難しいのは海図試験問題かもしれません。今まで見たこともない海図という海の地図を元に運行計画や到達時間を求める訳ですから。ただこちらも数パターンの過去問題以外には出題されることはありませんので、過去問をしっかりとやっておけば心配はありません。

ということで、私は晴れて1級船舶免許を取得することができました。最近は全国でレンタルボートも増えてきましたし、マリンレジャーを楽しむのであれば持っていて損は無いかと思います。
ちなみに私はこちらで免許取得しました。スタッフの皆さんやさしくて気軽に相談できました。

海図試験 海図試験

珈琲工房かさはらを訪れて

上越高田の平屋の現場工事が始まったため、ここの所、上越高田をたびたび訪れていますが、現場を訪れる際に一息つかせてもらっているのがこちら「珈琲工房かさはら」です。幹線道路に面していて、車が停めやすく、気軽に入れる雰囲気の店です。謙信ブレンドを始めとた様々なブレンド豆や(ブレンドしてない)シングル豆が販売されています。ショーケースに並んだ豆は、店の奥に置かれた焙煎機で自家焙煎しているとのこと。当然、店内のテーブルでも珈琲を楽しむことができます。店内では無料wifiが使えるため、私は打合せで便利に使わせていただいています。

珈琲工房かさはら
住所:上越市春日新田5-4-7
営業時間:10時〜19時
定休日: 毎週月曜日と第3火曜日
電話:025-512-4737

珈琲工房かさはら 珈琲工房かさはら 珈琲工房かさはら

練馬駅前 喫茶アンデスを訪れて

新潟と新宿の事務所の行き来。最近は高速バスで移動することが多く練馬駅を使うことが増えているのですが、少し時間がある時に立ち寄っているのが駅前の喫茶アンデス。昔懐かしい雰囲気の残る喫茶店です。店内にはサラリーマンから学生、年配の方や近所の人まで様々な世代の人たちが、本を読んだり、打合せをしたり、それぞれが自由に時間を過ごしています。比較的滞在時間が長いものこの店の特徴。喫茶店なのでコーヒーを頼むのは当然のことなのですが、多くのお客さんが注文するのが名物「ナポリタン」です。あの漫画タッチの喫茶「南風」にも登場する昔ながらの正統派ナポリタンなのです。タッチの原作者あだち充氏もこちら喫茶店の常連さんのようです。正統派喫茶店でぼーーっと過ごす至福の時間。お近くにお寄りの際はぜひ。

喫茶アンデス
住所:東京都練馬区豊玉北5-17-9 井上ビル2F
営業時間:7時〜22時
定休日:日曜
電話:03-5999-8291

喫茶アンデス 喫茶アンデス 喫茶アンデス

韓国料理

ソウルへ旅行へ行ってきました。新潟空港からソウル仁川空港までは飛行時間約2時間。朝家を出れば昼過ぎにはソウル市内に到着します。新幹線で新潟から東京へ行くのと大して変わりません。海外に来たという感覚がなくなる程、あっという間です。韓国と言えばまずは食ということで、ビビンバ、烏骨鶏のサムゲタン、韓国麺、屋台のトッポッキやチヂミなどなど、多彩な味を楽しんできました。どんな料理を注文しても必ずついてくるのがキムチ。甘さが強かったり、すっぱかったり、辛かったりと、その店ごとに異なるキムチの味。キムチと一言でいっても本当に多くの味のバリエーションがあるのだと感心しました。今回、食べれなかった料理もあったので、それはまた次の機会に。それにしてもソウルは近い。

ビビンバ
コングッス030
トッポッキ

京都伏見稲荷大社 千本鳥居を訪れて

以前、京都伏見稲荷大社を参詣したときのレポートです。こちらの大社は、全国にある稲荷神社の総本山になります。境内は朝早くから多くの観光客で賑わっています。平日といえども午前10時頃には人でいっぱいになるので、できるだけ早めに訪れることがオススメです。

こちらで是非体験してほしいのは、千本鳥居。延々と参道に並んだ朱色の鳥居のトンネルです。緑の杜の中あって、鳥居の朱色がとても映えています。まるで異界への入口のよう。参道は途中でゆるいカーブを描いているため、遠くまで見通せません。歩いていくとつぎつぎと視界が開け、まるで奥へと誘われていくような感覚になります。

鳥居の隙間から落ちる陽の光。風にゆれる梢の音。鳥の鳴き声。トンネルを進むにつれ、現実の世界が後ろへと遠のいていきます。実際に訪れてみて分かったのは、写真などの映像で見ることと、実際に体験することは異なるということでした。ぜひ早朝に訪れ、体験してみてください。

京都伏見稲荷千本鳥居 京都伏見稲荷千本鳥居 京都伏見稲荷千本鳥居

大手携帯キャリアから格安simへ変えてみました

毎月の携帯電話料金って馬鹿になりませんよね。最近、格安simって言葉をよく耳にするようになりましたがご存知ですか?ドコモ、au、ソフトバンクなどの大手携帯電話キャリア以外の携帯電話会社(MVNO)が発行している格安sim。ここ最近、格安料金プランを出しています。実は私も少し前に携帯電話のキャリアをdocomoからDMMモバイルへ移して使っています。格安simといってもdocomoの通信回線を利用しているため、今まで使っていた大手キャリアと比べて繋がりにくいといったことはありません。私は概ね新潟県内で利用していますが、ソフトバンクやauに比べて繋がるエリアが増えたように感じています。

で、実際の利用料はといえば、ドコモで8,000円くらい掛かっていた毎月の利用料が3,000円弱に。月々5,000円程安くなりました。(ただし通話料は別です。といっても私の場合、掛かる通話料は1,000円くらいですが)料金が安い上に、ドコモで2GB/月だった通信利用量が8GB/月と増えているので、出先では携帯からテザリングしてノートPCを使っても通信量が足りなくなるということはありません。また、PCが携帯からテザリングして使えるので、今まで使っていたモバイルwifi(UQmax/毎月4,000円程度)は解約しました。

携帯利用料とモバイルwifiの使用料を合わせれば、毎月9,000円近くの通信料金の節約になります。年間にすれば10万円以上の節約。通信料が安い上に、カバーエリアが広く、通信データ量がアップ。これを使わない手はないと思います。ただし、窓口で設定の仕方や使い方などをにこやかに教えてくれるというようなサービスはありません。そこが無いからこそ安さを実現できているともいえます。2年縛りが切れる今、みなさんも検討してみてはいかがでしょうか。

dmmモバイル dmmモバイル

cafe日和山五合目を訪れて

秋の晴れた午後。新潟市中央区東堀通のカフェ日和山五合目を訪れてきました。日和山=「ヒヨリヤマ」と読みます。その名の通り、標高12.3mの日和山の中腹にあるカフェです。山と行っても高さ12mですので、イメージとしては丘に近いのかもしれません。その昔、日和山の頂上から信濃川の河口を行き来する船が見渡せたそうです。

階段を上がりデッキテラスからアプローチします。玄関を入ると上部が吹き抜けとなった広々とした土間が広がっています。玄関横のカウンターでコーヒーを注文します(席までは店員さんが運んでくれます)。土間の上部には大きな開口部。訪れた日はちょうど気候も良く、引戸が全開になっていました。心地よい風がそよそよと室内を通り抜けていきます。全て開け放ってあると、室内なのか、外なのか分からなくなってしまうほどの開放的。廻り階段を上った2階には大きなテーブルが用意してあります。2階席からは隣の日和山の神社を正面に眺めながらコーヒーを楽しむことができます。神社好きにはたまりません。

その名の通り、天気のよい日和に訪れるのをオススメします。ちょっぴり潮の香りのさわやかな風を楽しむことができるでしょう。コーヒーを楽しんだ後は、海岸まで散歩でも。

cafe日和山五合目
住所:新潟市中央区東堀通2962−1
営業時間:金・土・日 11時〜16時
定休日:月〜木

カフェ日和山五合目 カフェ日和山五合目 カフェ日和山五合目 カフェ日和山五合目

老舗喫茶店 シャモニー古町を訪れて

新潟市古町にある自家焙煎の店「シャモニー」。こちらは1973年創業という、40年以上の歴史を持つ老舗コーヒーショップ。古町通5番町というメイン通りに面しているのですが、階段を上ってアクセスするため、ちょっと入りづらく、いつも店の前を通っていながら今まで訪れることがありませんでした。

階段を上りドアを開け、濃茶の木目と濃赤のビロードで仕上げられた落ち着いた店内へ。コーヒーを焙煎する芳ばしい香りが漂っています。なんだか懐かしい雰囲気。昔ながらの喫茶店です。ステンドグラス脇のレトロなソファに腰掛け、シャモニーブレンドを注文。こちらのコーヒーはサイフォン式。注文が入るとアルコールランプに火がつけられ、フラスコが用意されます。まるで理科の実験のようでついつい見入ってしまいます。味の方は、しっかりとした苦みがありながら、後味のすっきりした美味しいコーヒーでした。

コーヒーの味もさることながら、店の雰囲気がとても心地よい。雰囲気だけでなく、店員さんがほどよく放っておいてくれるのもたまりません。平日の昼にも関わらず、比較的ゆっくりと時間を過ごす方が多いように感じました。本を読んだり、手紙を書いたり、コーヒーの芳ばしい香りを嗅ぎながら一人でゆっくりと過ごすのに最適なお店です。

シャモニー古町店
住所:新潟市中央区古町通五番町591
電話:025-228-7189
営業時間:8時〜19時
定休日:無し

シャモニー古町店 シャモニー古町店 シャモニー古町店

ひそかな街の楽しみ方

みなさんは旅などで街を訪れた時に何に目を引かれるでしょうか?わたしは建築を生業にしているのでついつい建物や街並に目がいってしています。が、それ以外にひそかに楽しみにしていることがあります。それはマンホールの蓋を見ることです。えっ?あの道路に埋め込んである!?と思うかもしれませんが、これが結構面白いのです。

マンホールの蓋には、大抵その地域にちなんだ柄が描かれています。写真一番上は奈良県斑鳩町。法隆寺の柄が描かれています。真ん中は新潟県燕市のマンホール蓋。ベタですが市の名前になっているツバメが模様になっています。写真一番下は新潟県三条市のマンホール蓋。地盤産業である鍛冶の道具がモチーフになっています。

このようにその地域ならではの特色ある柄を見ることができます。皆さんもぜひ、旅先で足下にも目を落としてみてください。街歩きがさらに楽しくなるはず。

マンホール法隆寺 マンホールツバメ マンホール三条