「岩室の家」玄関アプローチについて

「岩室の家」は、道路から少し奥まった部分に玄関があり、そこへは格子戸を開け、ちょっとした通り抜け庭からアプローチしていくことになります。玄関開けたら、いきなり道路ではなく、できる事なら道路からの引きを設けて、少し歩ける程度のスペースを確保したいものです。それだけで建物の格がずいぶん上がります。狭い敷地でなかなか余裕がないという事もあるかもしれませんが、道路から直接玄関が覗けないようにする、少し回り込んでアプローチするなど、工夫次第で対応可能なケースもあるはずです。

竣工当初、殺風景だった「岩室の家」の玄関アプローチには、今では敷石が敷かれ、下草や苔が定着し、とても落ち着いた雰囲気の空間になっています。やはり建築というものは、建物だけでは成立せず、庭や樹々などの周辺環境が存在してこそ、引き立つものなのだと改めて感じさせてくれます。

予算的に建物の工事分だけで精一杯、という方もいるでしょうが、できれば外構工事や植栽工事に余裕を持って予算を組んでいただいた方が、建物の見栄えが掛けた金額上に一層引き立つのは間違いありません。場合によっては、庭の植栽などは、自分たちで少しづつ整備するなど、お金でなく、時間を掛ければできることもあります。こちらの「岩室の家」の庭は、ネットやオークションなどで樹を購入し、施主自らが樹を植えて作った庭です。特に庭などは、一気に作るのではなく、樹々の配置バランスを見ながら、少しづつ時間を掛けて、植え足していくのが良いかもしれません。本来、庭という自然は、一朝一夕で作るものではありませんので。

玄関アプローチ
玄関アプローチ
玄関アプローチ

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