年: 2017年

「上越高田の家」土地購入前の相談

以前、完成見学会にいらしていただいたお施主さんより連絡をいただき、一緒に購入予定の敷地を見学に行ってきました。計画敷地が決まっていなければ、設計依頼が出来ない訳ではありません。購入希望の敷地が見つかった時点で連絡いただければ、一緒に現地にいき、敷地の法的な条件や、建てる建物のボリュームなど、お伝えすることが可能です。

新たにこれから土地を購入して建物を建てる方は、その土地にどれくらいの規模の建物を建てる事が出来るのか、隣地との関係で気をつける事は何か、地盤の状態はどうかなど、何を注意して敷地を見ていけば良いか、分からない点も多いでしょう。設計に相談いただければ、アドバイスいたします。

場合によっては、その土地の購入を見送ることもありますが、土地を購入してから、その土地にはイメージしている建物は建ちません、ということにならないように。ぜひ早めに相談ください。

今回の購入予定敷地は、充分な広さがあり、お施主さんの要望からすると、全く問題ありません。2階からは高田城のお堀の桜並木が見えそうです。この土地に計画するとしたら、周辺の樹々の景観を取り入れる事を意識するのが良さそうだな、と感じました。

敷地現地調査 敷地現地調査

「与板の平屋」壁ホタテ漆喰(しっくい)塗装仕上げ

「与板の平屋」壁の塗装工事が進行中です。今回、壁仕上げに採用したのは「ホタテ漆喰(しっくい)塗装」です。

魚屋で見る、あのホタテ?。そう、その通り、そのホタテです。ただし身の方ではありません。使っているのは、貝殻の方です。身を食用として取った後、ホタテの貝の部分は破棄されています。その捨てられていた貝殻を焼成して作られた塗料なのです。

ホタテの貝殻から作られたとはいえ、本当の漆喰(しっくい)と同じ成分、水酸化カルシウム(消石灰)で出来ています。漆喰と同じ成分ですので、消臭性、調湿性などの機能を持ち、室内環境を安定させてくれます。またローラー塗りで仕上げが出来る事から、左官仕上げに比べて施工費用を大幅に抑えることが可能です。

壁が白く塗られ、室内が大分明るくなりました。養生が取れるのが楽しみです。

ホタテ漆喰塗装0
ホタテ漆喰塗装0
ホタテ漆喰塗装0

「与板の平屋」壁塗装前

「与板の平屋」壁の下地石膏ボードが貼り終わりました。いよいよ明日から壁の塗装工事が始まります。壁が白く塗られ、外部足場が取り外されれば、室内は一層明るくなるはずです。

現在、天井はシナ合板の優しい色合い、壁は下地石膏ボードのベージュ色ですが、案外この色の取り合いも落ち着いていてよいな、なんて思ってしまいます。工事途中の色目を見ながら、そんな壁色も今度機会があればやってみたいな、と想像を膨らませています。

南側の大きな窓から入った光は、勾配天井に反射し、室内の奥へと柔らかな光を導きます。その明るさを部屋の奥へと運ぶ為、床と壁の仕上げは、全体的にナチュラルな淡い色合いを選びました。塗装が終わった後、どんな雰囲気の空間になるか、どうぞお楽しみに。

壁塗装前
壁塗装前
壁塗装前

「ベーシックハウス」完成見学会、終了しました。

「ベーシックハウス」完成見学会が無事に終了しました。沢山の方にご来場いただき、ありがとうございました。

建築総額(建物本体+設計料)税込み1500万円という金額で、ここまで作れるということに驚いた方も多かったでしょう。坪単価は50万円/坪、弱。設計事務所の仕事として、設計料込みで坪50万円/坪を切る金額は、かなり破格ではないかと思います。

コストをかける所にはしっかりとコストを掛け、削る所は思い切ってきっぱりと削る。コストコントロールをしっかり行うことで、ローコストながらチープではない空間が実現できることを、体験して理解いただけたかと思います。またベーシックハウスは、グリッドプランをパズルのように組み合わせるという手法で設計を行うことができるため、土地購入してから着工までの時間を短縮出来るという経済的メリットもあります。

設計事務所に家をお願いするのは敷居が高い!と、思われているようですが、興味のある方は気負いせず気軽にお問い合わせください。これから土地探しという方には土地探し相談にもお答えしますので。自分の暮らしに合った間取り(平面)が事前に検討できれば、土地を選ぶのもスムーズに進むと思います。

ベーシックハウス完成見学会
ベーシックハウス完成見学会
ベーシックハウス完成見学会

「ベーシックハウス」他の建物よりちょっと背が低い理由は。

「ベーシックハウス」の外観写真です。隣の建物と比べると、ちょっと背が低くて、かわいらしく建っています。なぜ、背が低いのか、にはちゃんとした理由があります。

建物の高さを抑えると、外壁面積が減ります。外壁面積を仕上げる工事金額は、外壁面積×仕上金額で計算されます。つまり、外壁面積が減れば減る程、工事金額は下がるということ。という理由で、ベーシックハウスは高さが低くなっています。

ただし高さが低いからといって、室内の天井高さが低いという訳ではありません。リビングの天井高さは高い部分で3.1m(平均天井高さ2.8m)と、かなり高めにとれています。天井懐を使って、室内のボリュームを最大限確保しているからです。また天井高さを抑えた落ち着いた部屋、天井高さの高い広がりのある部屋と、部屋ごとの雰囲気にメリハリをつけることで、単調でない多様な空間を作りだしています。

写真で見ると、お隣さんと比べて3割くらい高さが低く、かわいらしい立ち姿となています。建設費が減り、かつ、立ち姿のバランスも良い。まさに一挙両得です。

ベーシックハウス外観
ベーシックハウス外観
ベーシックハウス外観

「ベーシックハウス」ほたて貝殻から作られたしっくい塗料

「ベーシックハウス」内装壁の塗装工事が完了しました。今回、壁塗装に採用したのは、ほたての貝殻から作られたしっくい塗装です。ほたての貝殻を焼成して作られた塗料で、漆喰壁と同様、調湿性、消臭性など機能があります。原料が天然素材ですので、シックハウスの恐れもありませんし、塗装を行った後の嫌な匂いもありません。

高機能ということも魅力ですが、こちらのほたて貝殻のしっくい塗装、仕上がりの表情がざらっとしていて、壁に当たる光が優しく感じられるということも大きな選択要因でした。床に貼った杉の無垢フローリングの素材感との相乗効果で、とても柔らかな空間が実現しています。

壁のほたて貝殻しっくい塗装、床の無垢フローリング、天井の合板貼りなどの自然素材を始めとする吸湿性のある仕上げ材で仕上げると内装仕上げ材が、湿気の多い時は湿気を吸ったり、乾燥しているときには空気中に湿気を放散したりと、室内環境を安定させてくれます。自然素材は、メンテナンスや使い勝手の面では、工業製品に劣るかもしれませんが、それ以上の多くのメリットを与えてくれます。

ホタテしっくい壁塗装
ホタテしっくい壁塗装

ZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)に対応いたします。

ZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)ビルダー登録設計事務所となりました。金子勉建築設計事務所では、ZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)の新築、または、既存住宅をZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)へ改修する際の補助金(補助額75万円)申請業務を行うことが可能となりました。
当事務所のZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)の実現目標等はこちらをご覧下さい。

10/14(土)、15(日)「ベーシックハウス」完成見学会を行います

10/14(土)、10/15(日)の2日間、新潟市西区で標準化住宅「ベーシックハウス」 の完成見学会を行います。来る限り既製品を使わず、手間を惜しまず、様々な部分にこだわって作りあげました。内装仕上げには出来る限り自然素材を使い、キッチンカウンターや洗面カウンターにはオーダーメイド家具を採用しています。ここまでの仕様で建築費1500万円(税込)と、建築コストを出来る限り抑えています。ぜひ一度、この機会に実際の空間を感じてみてください。ローコストながらも、チープではない空間が実現しています。

見学会へ参加希望の方は、メール(info@kaneko-archi.com)または、電話(0120-797-899)にてご連絡ください。
ベーシックハウス見学会案内
ベーシックハウスプロジェクトの詳細については、こちらをご覧下さい。

「千葉花園町の平屋」スタディ模型内部

「千葉花園町の住宅」スタディ模型、完成しました。今回は、内部空間の雰囲気を掴むため、テーブルや椅子、キッチンカウンターなどの家具の作り込みもしています。模型の内部を覗くと、実際に実現するであろう、内部空間を見る事ができます。

リビング・ダイニングの南側には、大きなテラス窓を設け、デッキテラスへと空間が連続します。床がデッキへと繋がることで、実際の広さ以上に空間の広がりを感じられます。南側の天井高さを敢えて低く抑える事で、空間の重心を低く保ち、落ち着いた雰囲気を作り出すことを意図しました。

まずは、こちらの案をたたき台に、設計打合せを進めていきます。平面図や模型が出てくると、もうこれ以上、設計者へ要望を言ってはいけない、なんてことはありませんので、ご心配なく。図面や模型を見て、自分が生活する空間イメージを更に膨らませ、ここはこうしたい、こんなのもありかな、などなど、どんどん要望を聞かせてください。スタディ図面やスタディ模型は、設計者と住まい手が会話するための「きっかけ」です。会話を重ねれば重ねる程、良い案が生まれてくるのではないかと思います。

花園町建築模型内部003 花園町建築模型内部002 花園町建築模型内部004 花園町建築模型内部001

「ベーシックハウス」合板貼り仕上げを採用する理由

「ベーシックハウス」内装工事が進行中です。ベーシックハウスでは、リビングなどの主要な部屋の仕上げには、無垢フローリングや漆喰塗装などの自然素材を採用していますが、建物全てを同様の仕上げとすると、建設費用もそれだけアップしてしまいます。そこで、個室や納戸などの諸室の仕上げには、合板貼りを採用しローコストを実現しています。

合板貼りを選択しているのは、ただ安いという理由だけではありません。建設コストを下げようと思えば、ビニールクロスを採用するのが最も安いのですが、ただあのつるっとしたチープな質感がどうも個人的に馴染めず、また、石油製品特有の化学臭が気になってしまうのです。

合板といえども、表面に貼ってあるのは正真正銘、木材です。柔らかな表情のシナ合板であったり、ひょっとハードな表情のラーチ合板であったり、手触りのよいラワン合板であったり、湿気の吸収率の高い桐合板であったりと、その部屋の雰囲気や用途に合わせて、部屋ごとに合板の種類を変えています。

合板貼りといえども、選び方次第、貼り方次第、納まり次第で、合板貼りと馬鹿に出来ないほど、端正な空間を作ることができます。木の優しい表情が、落ち着いた雰囲気を作り出すのではないでしょうか。

シナ合板仕上げ
桐合板仕上げ
シナ合板仕上げ
シナ合板仕上げ

「千葉花園町の平屋」スタディ模型作製

「千葉市花園町の住宅」周辺環境、敷地形状、方位、住まいのイメージなどを参考に、スタディを重ね、ほぼ平屋に近い2階建て案が、出来上がりました。お施主さんの求めている住まいは、夏涼しく、冬暖かい、明るく居心地の良い家。南側に大きな開口部を設け、庇を長く延ばすことで、夏は日差しを遮り、冬には日の光を室内へと導く、シンプルな構成を採用しています。

平面に続いて、現在、スタディ模型を作成中。平面だけでは、室内への光の入り方や、空間スケールをイメージするのが難しいため、模型を作って確認していきます。

「与板の平屋」内装下地工事進行中

「与板の平屋」現在、内装工事が進行中です。間仕切り壁下地材、屋根下地材が取り付き、各部屋の構成や雰囲気などがおぼろげながら見えてきました。最初は仕切りも無くがらーーーんとした空間だったのが、少しずつ住宅らしさが現れてきています。

まずは、天井を仕上げ、その後に床、最後に壁を仕上げていきます。一般的には、天井と壁の取り合いの部分には廻り縁、床と壁の取り合い部分には幅木という見切り材を取り付けるのですが、今回、納まりをシャープに見せるため天井と壁、床と壁が直接取合うような納まりを採用しています。

このような納まりとする場合、施工順がとても大切です。順番を間違えると予想以上に施工手間が掛かってしまいますので。何事も段取りが大事ですね。

内装工事
内装工事
内装工事