「新潟浦山のコートハウス」自然素材の風合い

「新潟浦山のコートハウス」に、おじゃましてきました。つい先日、引き渡しをしたと思っていたのですが、気がつけばもう一年になるのですね。時が経つ早さに驚いてしまいます。設計という仕事は、最初の相談から竣工まで早くて1年、長い時には数年掛かるものですので、一つのプロジェクトに関わっていると、あっという間に1年が過ぎているなんてことがよくあります。設計業界は、(いや、私の場合だけかもしれませんが)時間の流れが遅いのです。

それだけに、その瞬間、その時代のトレンドだけに乗った消費期限が短い空間でなく、何年経って訪れてもブレない、時代に流されない本質的な空間を作っていきたいと、いつも思っています。

「新潟浦山のコートハウス」では、時間と共に素材が風合いを増してくるよう、外装、内装ともに自然素材を多用しています。当初の茶色味がかった木の表面は灰色へと変化し、ぴかぴかだった外壁も適度に落ち着いた色目に。時を経て、以前よりも風格が増したように感じました。次に訪れる時には、また違った表情へと空間が変化していることでしょう。また次回を楽しみにしています。

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