「上越高田の平屋」道をそのまま建築空間として立ち上げるという方法

以前、この建物の設計を進める際に考えたのは、敷地内を自由に歩き回り、そのまま歩いたルートを建築空間として立ち上げること、と書きました。遠くに山が見える場所で少し佇み、陽の当たる暖かい日だまりでご飯を食べ、ひんやりとした木陰で昼寝をする。そんな場所の特性をそのまま空間として立ち上げる。言葉では上手く言い表せませんが、そんな肩の力の抜けた建築の成立の仕方もあるのではないかと、考えました。

外壁の下地工事が進み、次第に内部空間が現れていく姿はまさにその言葉の通り、歩いた軌跡が空間として立ち上がってくる、そんな雰囲気を放っています。まだ完全に外壁に囲われていない内部であり、外部でもあるような曖昧な空間。奥へ奥へと行くに従い、くねくねと折れ曲がり、床は丘をのぼるように次第に上へ上へと上がっていきます。まさに道がそのまま内部空間となったような。道の建築。

外壁下地工事 外壁下地工事 外壁下地工事

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