新潟浦山のコートハウス 住宅の収納スペースの最適な割合は

新潟浦山のコートハウス。写真で見ると、デザインばかり優先していて住みにくいのではないかと、お思いの方もいるでしょう。今回は、収納スペースという裏の空間について書こうと思います。住んだ後もすっきりと暮らしていくには、メイン空間の美しさだけではなく、裏方の収納エリアの存在が重要です。住み始め当初はモノが少なくすっきりと生活できるかもしれませんが、生活を続けていくうちに次第にモノは増えていきます。その時にそれらのモノを全て片付けておくだけの収納量が取れるかが重要なのです。出来るだけ最小限のモノしか持たず、生活が出来ればベストですが、人間なかなかそんな風には暮らせません。特に小さな子供がいる場合はなおさら。
美しく暮らすためには、収納量の確保が課題なのです。今回、浦山のコートハウスの場合、住居床面積の約20%を収納スペースに当てています。収納に多くの面積を取ると、居住する面積は減ってしましますが、折角広い居住面積を確保していても、モノが溢れてしまったら狭く雑然と見えてしまいます。私たち設計者には、美しい空間を作ることは当然のことながら、永く住み易い空間を作ることも求められています。建てた直後が一番美しいのではなく、住み続ける従って次第に美しさを増していく、そんな包容力のある建築を作っていきたいと私は考えています。

収納
納戸

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