スタディ模型作製

スケッチでまとまった平面を元に、さっそく模型を作っていきます。
平面というのは、あくまで2次元。
模型を作ることで3次元の空間を作り、模型の中を覗いて、
内部空間の雰囲気や部屋同士の繋がりや見え方、陽の入り方などを、立体的に検証していきます。
この段階の模型はスタディ(検討)用の模型です。
作っては壊し、壊しては作りを何度も繰り返し、
スタディ=検証し、少しづつ模型を洗練させていきます。
このようなカタチの模型材料があるですか?とたまに聞かれますが、
残念ながら、そのようなボードはありません。
真っ白なボードに定規を当て、ひとつひとつ切り抜き、接着剤でくっつけて作ります。
テーブルや椅子などの家具も、カッターで切って作るんです。
なかなか根気のいる作業なのです。

スタディ模型 スタディ模型 スタディ模型