反射光が照らし出す連続垂木

棟上げから約3週間。現場状況を確認するため、「花ノ牧の2世帯住宅」の工事現場へいってきました。屋根の板金工事はすでに完了し、外壁の下地ボードもあと少しで貼り終わりといったところ。外壁下地が貼られたことで、建物の内部の雰囲気が少しづつ見えてきました。

敷地南側に庭を設け、隣家から距離を確保したことで室内に陽が射し込み、とても明るい空間を実現することができました。床に反射した朝の光が、連続する屋根垂木を美しく照らし出しています。反射光で天井を照らすというのは、日本建築の昔からの手法。連続する垂木という日本的な構成とは相性が良いようです。

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