「そりっどハウス」時間とともに表情を変えていく家

竣工から半年が建った「そりっどハウス」へ行ってきました。最初は濃いめ、薄めとが混じったランダムな色目だった外壁のレッドシダーは、日に焼け、均一な落ち着いた色目へと変化していました。時間とともに、表情を変えていく家です。

こちらの住宅、南庭の周りにぐるりと塀を巡らせて外部からの視線を遮り、プライベートな中庭としたコートハウス形式を採用しています。プライベートな中庭に面した窓面は、全面ガラスとし、中庭との連続性を持たせています。

中庭に植えた木々の葉が土間に影を落とし、風に揺れています。交通量の激しい前面道路が塀の外、直ぐにあるにも関わらず、この家の中にいると、まったくそんな事を感じることもなく、室内には、塀の外とは違う、ゆったりとした時間が流れています。風に揺れる木々の陰を眺めながら、ぼーーっと何もせず、一日を過ごす。贅沢な時間です。

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