年: 2012年

2012年大晦日

2012年もあと少しで終わろうとしています。
気がつけば、来年の春で事務所を開設してはや15年になります。
ここまで事務所を続けてこれたのは
ひとえに皆様の好意によるものと、心から感謝しております。
世の中の価値観が変化し、先が見えにくい時代ですが、
まずは目の前にあることを一つづつ全力でこなし、
より良い世の中に近づけるよう、努力していきたいと思います。
私たちが設計に関わることで、
幸せになる人が一人でも増えるとよいなと思っています。
今年一年、ありがとうございました。
来年もまた、よろしくお願いいたします。

001_3

汐入眼科 改装工事

南千住にある汐入眼科の改装工事がスタートしました。といっても今回は、
家具の入れ替えなどの部分改修だけなので、1日で工事は終わります。
限られた予算の中で、がらりと診療所のイメージを変えたいとの要望。
その要望に応えるため、
当初あった壁天井の内装クロスの張り替えをするという方針を変更し、
クロス張り替える予算を一番患者さんの目に留まる
受付カウンターを交換する予算へと振り替えました。
また、患者さんに待ち時間をゆったりと過ごしてもらいたいという診療所の方針から
待ち合いには、一人掛けのゆったりしたソファを選びました。
果たして、どのようにイメージが変わるのか、乞うご期待。

001_2 002_2

鵠沼のオフィス 物が置かれてはじめて生命力を持つ空間

鵠沼のオフィス改装工事。
無事に工事が完了し、引き渡しを行いました。
年末ということもあって、引き渡しと同時にオフィスの引っ越し作業。
次々と書類やパソコンなどが運び込まれました。
様々なもの達が運び込まれるに従い、
何も無いガランとした殺風景な空間が、生き生きとした空間へと変わっていきました。
モノが何も無い、静的な空間も確かに良いのですが、
私自身は、ものが置かれて初めて生命力を持つような
動的で強度のある空間が好みなのだなあと、改めて感じました。
引っ越しでばたばたしていたため、竣工写真の撮影は改めて、後日。
まずは、クライアントの皆さん、工事関係者の皆さん、
お疲れさまでした。そして、ありがとうございました。
鵠沼のオフィス竣工写真はこちら

001 002 004

狭小住宅スタディ

狭小敷地に住宅を建てるプロジェクトが始まりました。
まずは、間口4m×奥行き12mのいわゆる
うなぎの寝床と呼ばれる敷地でプランを考え中。
道路面以外の3方向からの採光が期待できないため、
トップライトからの光を階下へと落とす方法を検討中。
床面積を確保するために、どうしても各階平面形状は敷地いっぱいになり、
単純で均質な空間となってしまいます。
そこで、断面構成に変化を与えることで、
空間に楽しさと豊かさを盛り込めないかとスタディを重ねています。
また、建物自体が小さな空間のため、
部屋毎に閉じてしまっては、息の詰まる空間になってしまいます。
ワンルームでありながら、かつ、場所ごとにある程度の距離感を実現できないか。
暮らしの気配を感じ、視線が繋がりつつも、距離感を感じる空間とは?
スタディは続く。

001 002

鵠沼のオフィス 圧迫感を軽減する天井格子

現場は天井造作工事の真っ最中。
もともと、このスペースは天井高が低くやや圧迫感がありました。
その圧迫感を軽減するため、天井には格子ルーバーを採用しました。
一旦、天井仕上げを解体し、天井高さを稼ぎ、
その後、配管等を隠すため木製ルーバーを設置します。
ここで、トラブル発生。
現場に届いた木製ブラインドが発注していた寸法よりも大きくて、納まらない。
新築とは異なり、リフォームの現場は、既存の建物に合わせて工事を行っていくため、
図面に書いた寸法通りには納まらないことがあります。
よって、現場で確認し、微調整をしていくことが大事。
また、工種や職種も多岐にわたるため、連絡事項の伝達確認が重要となります。
現場で協議した結果、残念ながら今回はブラインドの製作直し。
竣工目前。問題がこれ以上起こらないことを祈るばかり。

001 002

鵠沼のオフィス モザイクタイル張り柱の存在感

引き渡しまで残り1週間。
現場は造作工事の真っ最中。
工事工程上、何か漏れが無いか、ひとつずつ最終工程を確認。
いよいよラストスパート。
今回はタイルを多用し、内装を仕上げています。
モザイクタイル張りの柱が存在感をもって仕上がっていました。
どんな雰囲気のオフィスになるか、最終仕上がりをお楽しみに。

001 002 003

鵠沼のオフィス 布クロスのざっくりとした仕上がり

鵠沼のオフィスの現場へ。
先週に引き続き、内装工事が進行中。
壁と床にはタイルが貼られ、
そのすぐ隣ではクロス屋さんが天井にクロスを張り付け中。
ラフな表情のタイル壁と布クロスの質感が相まってざっくりと、とても良い感じ。
職人さんの作業の合間をぬって、細かい納まりを最終確認。

001 002

鵠沼のオフィス 家具設置

鵠沼のオフィス内装工事。
頭を悩ませて色を選んだ製作家具が現場に搬入されました。
家具が並んだ瞬間、空間に息が吹き込まれ、
その空間での働き方というか過ごし方というものが
現実味をもってイメージできるようになります。
来週からは、タイル貼り工事も入り工事は最終追い込み。
現場は多くの職人さん達が所狭しと駆け回っています。

001 002 003

新潟の材木屋 鈴木圭太郎さんとのトークセッション

新潟で材木屋を営んでいる鈴木圭太郎氏((株)新発田屋代表取締役)を迎えてのトークセッション。材木屋さんから見た良い木とは?悪い木とは何か?何を持ってよい木というのか?など、木の価値とは何かを聞く。
「癖のある木でも適した場所に使えば、良い木にもなりうる。」
「現在は誰もかれも急ぎ過ぎて、遊びというか、心に余裕ががない。」
「時間をかけ、実際に木を見て、その木をどこにどう使うかを余裕を持って考えること。」
「見たたてが大事。つまり、その木の価値というものは自分で創造していくものだ。」
と語る鈴木氏。材木への愛情があふれる言葉の数々。

KANEKOARCHI RADIO /ゲスト 鈴木圭太郎

001
002
003

アントニン・レーモンド設計「新発田カトリック教会」を訪れて

新発田カトリック教会を訪れる。ここのところ立て続けにレーモンドの設計した教会を巡ってきたが、思えば私が最初に見たレーモンド建築がこちらの教会であった。端正な整形平面の多いレーモンドの教会建築にあって、円形の求心的平面を採用している、非常に興味深い建物。1966年竣工とレーモンド晩年の作品にあたる。

他の教会と同じように、こちらの建物もレンガ積みの壁の上に木造屋根構造、つまり、丸太で組んだ屋根組を載せる、いつもの構成をとっている。架構を美しく組み上げ、その架構を隠さずそのまま見せるのがレーモンドの特徴。円形の平面上に架け渡された梁組はとても複雑で美しい。皮を剥いだだけの杉丸太の柱は、まるで地面から生えているかのような生々しさだ。レンガ壁で囲まれた静寂の中に、柔らかい光が落ちる。

ARCHITRAVEL/新発田カトリック教会

新発田カトリック教会
住所: 新潟県新発田市中央町1-7-7
電話:0254-22-2046
見学日時:土日のみ。ただし見学には事前予約が必要です。

002_2 003_2 004_2

燕ぎんなん保育園 2階建て案スタディ

燕ぎんなん保育園計画。
保育園スタッフと打合せを行い、要望や意見を反映し、
プランを作り直し、再び打ち合わせ、という工程を何度も何度も繰り返す。
今回のプランスタディで13案目。
現在は、2階建て案を検討中。
園舎プランではスタンダードな中廊下案を変形させながら、
街路のような多様性のある場所を実現できなかと模索中。

001 002

「鵠沼のオフィスリフォーム」仕上材の質感で変わる空間の雰囲気

仕上げサンプルを睨みながら、製作家具図の確認中。家具面材の着色した風合いと他の内装材とのバランスを考えながら、最終的な仕上材の色を決めていきます。

仕上げ材の質感や色目は、スケール感とともに、空間の雰囲気を決めるのにとても重要な要素です。仕上げ材の色目は、皆さん良く気にされるのですが、この質感というものは見過ごされがち。つるっとしてるのか、ざらっとしているのか、重いのか、軽いのか、それだけでも見えているモノの雰囲気は変わってしまいます。

仕上げ材を選ぶ時には、カタログだけで選ぶのではなく、実際のサンプルを手に取って眺め、決めていくことをお勧めします。現物サンプルを机の上に並べ、素材に触れて、出来あがる空間のイメージを膨らませていきます。

dsc_0590