沖縄の家 骨組み

車を走らせていると、道路脇に解体途中の家を発見。
沖縄の伝統的な木造平屋の家がすっかり骨組みだけとなっている。
ここまですっきりとした状態の沖縄の家の軸組を見たのは始めて。
シンプルな間取りながら、屋根組がとても複雑に組んである。
四角錐型の形態をつくるため、四角状に軒桁を何回も組み上げ、
中心に向かって次第に小さく絞るような組み上げ方。
重い屋根瓦を支えるための必然的な構造なのか、
非常にプリミティブで力強い形だ。

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