年: 2011年

「東三条まもる眼科」基礎配筋工事

定例打合せのために「東三条まもる眼科」の現場へ。冷たい雨の降る中、職人さんたちが黙々と鉄筋を組んでいます。年上の職長が、若い職人に鉄筋の組み方を細かく教えています。
「鉄筋の定着長さってのは、な、、、」
「だめだめ。番線の巻きは、こうやってやるんだ。」
ぶっきらぼうな言葉づかいながら、優しさを感じるやりとり。人から人へ伝わっていく技。厳しさと優しさ。もの作りの現場の昔から変わらぬ風景。

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岩室の家 製作ステンレス引手取り付け

以前、金物工場で製作してもらった木製建具のステンレス引手。こちら建物は、庭に面した壁面側は全面ガラスで構成されています。外の庭を見るのに、引手の方が目立ってしまっては台無しです。そのため、ハンドルが目立ち過ぎないよう、繊細なステンレス丸棒を工場で溶接してつくった特注の引手を取り付けてあります。普段はあまり目立たないように、しかし、手をかけた時にはがっちりとした掴み心地で。ステンレスの無垢棒を使った持ち手はとても頑丈で、安心感を感じます。そんな小さな見え方や触り心地に気を使い、積上げていくことが、建物としての質を上げていくことに繋がるのだと思います。

木製建具製作ハンドル 木製建具製作ハンドル

臨港の3世帯住宅 ラフに住んでもブレない強度のある空間

竣工写真の撮影のため、臨港の3世帯住宅へ伺ってきました。引き渡しから、約1年。家の中は、良い意味でお施主さんテイストな空間になっていました。家というのは、引き渡した時のからっぽな状態よりも、人が住んでしばらく経った方が良い雰囲気が出てくるように思います。住む人とともに育つとでも言いましょうか。

少しくらいラフに住んでもブレない、強さをもった空間(家)をつくっていきたいと思い、私はいつも設計をしています。

臨港の3世帯住宅 竣工写真
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岩室の家 2回目の冬

雪が積もり、いよいよ新潟に冬が訪れました。
岩室の家は今年で2回目の冬。
夏に開け放していたリビングの開口部は、
冬の間、障子戸を閉めて生活をします。
こちらの障子には、「小国和紙」の手漉き和紙を使いました。
庭の雪に反射した明かりが、障子を通して、柔らかく室内に差し込んできます。
手漉きのならではの独特の質感。
時間とともに変化する明かりを見ていると、時間の流れを忘れてしまいます。

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「見附の2世帯住宅」竣工から3年目を迎えて

「見附の2世帯住宅」へ写真撮影に伺ってきました。こちらの住宅、竣工して丸3年が経ちました。久しぶりに訪れたのですが、3年経ったとは思えないくらい、とても奇麗に暮らされていました。真ん中に中庭を配置した、ドーナツ平面の2世帯住宅。中庭(コート)を介して、あちらとこちら、2つの世帯が向かい合っています。中庭側に設けた窓は、地窓であったり、高窓であったりと、互いの世帯の視線が合わないよう、周到に配置しています。直接は覗けないけれど、互いに気配を感じながら過ごすという、ゆるい繋がりを実現しています。

吹き抜けに設けたジグザグの鉄骨階段。毎日の暮らしがこの階段を介して行なわれているそうです。暮らしの中心的な存在として、視覚的な拠り所でもあり、生活リズムの拠り所にもなっている階段。昔であれば大黒柱や床の間であったかもしれませんが、暮らしの手掛かりとして、自分生活を託せる拠り所として、そのような中心的な設えが暮らしの中にあるということはとても大切なことだと思います。

吹き抜けとスキップフロアによって、複雑な断面を与えられた空間は、とても不思議な体験を実現しています。吹き抜けのダイニング、半地下の天井の低いリビング、プライバシーの守られた個室。様々な性格をもった空間は、奥へと移動するに従い、目の前に次々とシーンが展開していきます。

施主さんから美味しい珈琲を入れて頂き、時間の過ぎるのも忘れて、ついついゆっくりとしてしまいました。お施主さん、お忙しい中お時間いただき、ありがとうございました。

見附の2世帯住宅」竣工写真へ

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松庵の家 くねくねと曲がった平面

打合せのため、松庵の家へ。
お施主さんと一緒に現場内を廻り、各部の寸法や空間のスケールを確認しながら
仕様などの最終決定をしていきます。
日曜にもかかわらず、大工さんも外壁下地材の取付作業中。
くねくねと曲がった平面形状が、外観からでも確認できるようになってきました。
打合せ中、道路を通り過ぎる人の声が聞こえてきます。
「面白い形の建物だね。」、「どんな感じになるのかね。」
聞こえていますよ(笑)。近所の皆さんも、完成を楽しみに。
オープンハウス、3月中旬頃に行う予定です。

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陣馬山登山

快晴の天気の下、陣馬山を登山へ。
高尾駅からはバスに乗り、登山口まで移動。
改札を出ると、早朝から沢山の人がバス停に並でいる。
年配の人から若い人まで、登山人気に驚く。
セイリング(ヨット)もこんな風に流行ってくれると良いのだが。。
リュックを背負い、登山道を登り始める。
登り始めでは、樹々の葉が紅葉していて秋を感じさせる気配だったのが、
標高が高くなるにつれ、足下には霜柱と積もった雪が増えてゆく。
遠くには新宿のビル群やスカイツリーがくっきりと見えている。
途中、何度か休憩を繰り返しながら、陣馬山山頂に到着。
正面には、雪化粧した富士山がキレイに見えている。
バーナーでお湯を沸かし、珈琲を煎れる。
山頂で飲む、珈琲は格別だ。
樹々に覆われた山道の中で
山の澄んだ空気を吸い、樹々の生命力を感じる時間。
山歩きも良いものだ。

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松庵の家 美しい建物を生みだすために

現場打合せの為に、松庵の家へ。
現場では大工さんが、外壁の耐力面材を張りつけ作業中。
この寒さの中、一人もくもくと作業を続けている。
床に図面を広げ、現場監督さんを交え、納まりを検討していく。
図面だけでは、表現しきれない細かな納まりや仕様など、
間違いの無いよう、一つ一つ確認していく。
地味だが、これが最終的な仕上がりの為には、とても重要な作業だ。
この積み上げが、美しい建物を生むものだと信じている。

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松庵の家 SE構法の建て方

松庵の家へ。
今日は、いよいよ建て方工事。
朝から敷地内にクレーンが据えられ、
順次、トラックで運ばれてくる柱梁が次々と組み上げられていきます。
今回、松庵の家の構造には、SE構法を採用しました。
SE構法とは、木造の柱梁の接合部にジョイント金物を採用した構法。
構造解析をおこなっており、在来木造に比べ、構造耐力が高いという利点があります。
運ばれてくる柱梁には、ジョイント金物が先付けされており、
順番通りに組み上げを進めていくだけと、現場作業が非常に簡易化されています。
基礎打設の精度に高いレベルが求められる構法との噂を聞いていましたが、
その分、金物の組み上げ精度が非常に高まり、建て方作業は非常にスムーズ。
夕方には、屋根までが出来上がり、無事、上棟を迎えました。
実際に立ち上がった姿を見て、やっとここまできたなあと、実感が湧きます。

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J/24全日本選手権 最終日

J/24全日本選手権最終日。
海上に出て待つも、朝から無風。
風の吹く気配無し。昼まで待って、ノーレース。
昨日の順位変わらず、大会が終了しました。
我々の成績は、総合2位。
今まで出場した全日本選手権での最高順位でした。
風がなく、4日中、2日間しかレースが出来なかったことは、残念でしたが、
準優勝という成績にとても満足しています。
応援してくださった方々、本当にありがとうございました。
レースの写真は、こちらです。

J/24全日本選手権 3日目

J/24全日本選手権3日目。
本日は、2レースが行われました。
成績は、16位、2位。
5レースが成立したので、ルール上、一番悪い成績1レース分をカットして
総合点を集計することになります。集計してみると、
なんと我々、TEMPUSチームは、総合2位。
明日は、最終日。レースを楽しんできます。

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