志喜屋御嶽にて

しばらく細い道をいくと、岩の割れ目が現れた。
岩が裂けたような、まるで結界を示しているかのような、
岩の狭い隙間を通り抜ける。
すると、そこには、広場のようながらんとした様な場所が広がっていた。
頭上は変わらず、樹々に覆われている。
広場は周りを荒々しい表情の岩に囲まれている。
とても静かだ。暗がりの中に上方から差し込む光だけ。
そこはなとない場の力。これが、御嶽なのか。
狭い通路を通り過ぎる、通過儀礼=イニシエーションの場。
現世を通過した先に広がる祈りの場。しばし、立ち尽くす。

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