「蓮野の平屋」竹林を借景として取り込む暮らし

窓で切り取られた竹林を眺めながら、ゆったりと時間を掛けで竣工写真の撮影をしています。

風にそよぐ、竹の葉のさらさらという心地よい音と、窓から入り込む陽の光。ここにいると外の音や陽の光を、いつもより敏感に感じるような気がします。あまりの心地よさについついのんびりしてしまいます。この家に住んでから、めっきりテレビを見る時間が減った、と旦那さん。その感覚、わかります。まるで別荘にいるような気分です。窓の外の緑の表情を眺めていると、季節の変化にも敏感になれそうです。

こちらの敷地、施主さんが何年も掛けて探した、竹林沿いの敷地でした。その敷地の特性をできるだけ活かし、借景として取り込もうと、設計の際に考えました。家のどこにいても、竹林の鮮やかな緑が目に入ってきます。

竹林の借景 竹林の借景 竹林の借景