年: 2009年

「矢代田の家」現地調査

「矢代田の家」で住宅プロジェクトがスタートします。今日は大晦日。ですが時間を作って、敷地状況を確認するため、現地へと行ってきました。

実際に敷地に立って、その方角からどんな風景が見えるのか、どんな音が聞こえてくるのか、など、五感を研ぎすませ、目ではなく、身体全体で感じるようにします。実際に敷地に立ってみると、図面からでは読み取れなかった様々な情報が見えてきます。

今回の敷地は、住宅街の最もエッジに位置しており、目の前には山裾が広がっています。耳を澄ますと、とても静かで、風の音だけが聞こえてきます。 きっと春になれば、鳥の鳴き声が聞こえてくることでしょう。この豊かな自然を積極的に取り入れた家にしていきたいと考えています。

現地調査 現地調査

臨港の3世帯住宅 世帯ごとの分棟案

臨港の3世帯住宅。
前回の打合せの内容を受け、がらりと異なる案を考えてみました。
世帯ごとに棟を分け、その棟を廊下や階段、浴室などを納めた共用エリアで繋ぐ案。
各世帯ごとに生活時間帯や趣向が異なるため、ある程度生活エリアを分けた方が
お互い気を使わずに生活できるのではないと考えたため。
上から見ると、かなり複雑な形をしています。
棟の間に設けた庭によって、
採光と通風を確保すると共に、世帯間の適度な距離を確保しています。

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「亀田東町のコートハウス」コートハウス案模型

亀田東町の住宅計画。現地調査の結果と施主さんの要望を踏まえ、平面の検討を進めています。計画地は2方向が道路に接道し、残り2方向は今後、住宅地として開発される可能性があります。そこで、あまり外部の環境から制約を受けないよう、建物内部に中庭を設けるコートハウス案を採用しようと考えています。

南側中央に中庭を置き、その中庭を建物がコの字型に取り囲む配置としています。中庭側には大きな窓を設けて庭と室内空間を連続させ、外部からの目線を遮断しながら、陽の光を取り込みます。プライベートな中庭空間にはデッキを敷き込み、天気のよい日には外へテーブルを出して食事ができる、アウターリビングのような使い方を想定しています。

まずはこちらの案で施主さんへ提案をしていきます。この案をたたき台に、さまざまな要望を盛り込んでいきます。どんな風に変化していくか、お楽しみに。

コートハウス模型 コートハウス模型 コートハウス模型 コートハウス模型

年の瀬

今年もいよいよ終わりに近づきました。
といっても、わたしの事務所は年末ぎりぎりまで仕事。
設計作業しながら、同時に年末の掃除。
それにしても、今年は忙しかった。
これも応援して頂いた皆さんのお陰です。
おかげさまで。感謝、感謝です。

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メリークリスマス

東京へ戻ると、街はクリスマス一色。
街中の至る所がイルミネーションで彩られている。
ショーウィンドウを見て、今日がクリスマスだということに気づく。
確認申請手続きの為に、川越市役所へ。
街道沿いの店の前には、ちょっとした街灯が。
ほっと心が和む街づくり。

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スキー場

打合せを終え、東京へとトンボ帰り。
先週までは全く無かったスキー場に待望の雪が。
しかも、天気は快晴。スキー行きたさに、うずうず。
後髪を引かれながらも、あえなく通過。

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雪景色

打合せのため、新潟へ移動。
先日からの雪で新潟はすっかり雪景色。
大地の白と空の青のコントラスト。
車を走らせ、打合せへと向かう。

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大塚新町の家 地鎮祭

朝一番、小田急線に乗り、川越へと移動。
本日は、大塚新町の家の地鎮祭。
地面には、霜が降りるほどの寒波。天気は快晴。
施主さん夫妻、工務店の高波さんと共に、
四隅に笹竹を立て、縄を張り、神垂を取付け、みんなで地鎮祭の準備。
工事が無事でありますように。みなでお祈り。

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東孝光設計 塔の家を訪れて

表参道の青山ブックセンターにて本を物色。
建築、哲学、宗教などに関する本を何冊か購入し、表参道を散歩。
途中、カフェで本を読んだり、ギャラリーで焼き物を覗いたりと
新しいプロジェクトの事を考えながら歩く。
ふと目を上げると、不意に目に飛び込むコンクリートの塔。塔の家。
わずか6坪という小さな三角形の敷地に凛と背筋を伸ばして立っている。
荒々しいコンクリートの肌。無言の表情。
建築家、東孝光の過密化していく都市の中に住み続けるという意地。
ひしひしとその思いが伝わる。しばし無言になり、見上げる。

塔の家 塔の家 塔の家打ち放し

鵠沼の家 開放感を出すためのちょっとした工夫

鵠沼の家、現場打合わせへ。少しずつ、でも工事は確実に進んでます。1月末の竣工に向け、にわかに現場が活気づいてきました。今回、リビングに開放感を出すため、柱を入れず、出来るだけガラスサッシだけででコーナーを作る試みをしています。その為にちょっとした工夫を。コーナーの補強材としてスチール角材を入れ、サッシ枠で隠すような仕掛けに。これで角の部分がすっきりとした納まりに。このような細かな工夫の積み重ねが、心地良い空間を作りだしていくのです。

001 サッシコーナー納まり サッシコーナー納まり

 

アントニン・レーモンド設計 高崎哲学堂を訪れて

ふと思い立ち、高崎駅近くにある高崎哲学堂へ。
アントニン・レーモンド設計による木造平屋の旧井上房一郎邸。
東京麻布にあったレーモンド自邸兼事務所の平面プランを左右反転して建てた住宅とのこと。
前回、前々回と訪れた際は、両日とも冬期閉館しており、
残念ながら建物を見る事は叶わなかった。
3度目の正直、と訪れたのだが、またもや工事中。
仮囲いに囲まれ閉館中。この建物とは縁がない。
工事中の職人さんに声をかけ、外観だけちょっと覗かせてもらいました。

高崎哲学堂

「臨港の3世帯住宅」探していくプロセスのこと

「臨港の3世帯住宅」設計がスタートしました。ヒアリングから起した平面スケッチを元に、まずは、スタディ模型を作製していきます。2次元では見えなかった様々なことが3次元化することでより明確に見えてきます。中央に配置した中庭を包み込むように建物がコの時型に立ち上げていきます。この模型をたたき台にして、施主と打合せを重ね、住まい手の暮らしに合ったプランを探していきます。

私たち設計者は占い師ではありませんので、最初からこれが最適という提案が出るわけではありません。何度もヒアリングを繰り返し、進んでは戻りを何度も繰り返し、少しづつ最適解へ近づいていく。この探していくプロセス自体が設計というものなのです。

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