「江ノ島小屋」構造形式スタディ その1

江ノ島小屋計画、実施設計を進めています。平面構成は、河川の側を向いたシンプルな箱形という方向に決まっているのですが、かといってそのまま単純に作ってしまえば面白みのない空間となってしまいます。そこで今回の計画では、柱梁などの架構形式をそのまま見せて空間に変化をつけようと考えています。その空間を構成している梁や柱を露出することで、力強い直截的な空間が生まれてくるのではないかと、考えている訳です。

専門的な話になるのですが、骨組みを表して木造で作る場合、柱・梁の組み方の納まりがとても重要になってきます。単純に組めば、どちらか一方の部材に欠き込みを作ることになり、かつ、その組み合せ部分には金物が見えてきてしまいます。折角きれいに架構を組んだとしても、無骨な金物がそこかしこに見えてしまえば、いくら架構が美しくとも興ざめしてしまいます。

そこで考えたのは、柱を両側から梁でサンドイッチしてしまうという方法です。柱1本に対して梁が2本掛かるという構成。こうすれば欠損が減り、金物も上手く隠せるのではないかと。実際にどのような雰囲気になるのか、スタディ模型を作って検証してみます。個人的な印象では、2本毎に梁を設けると、少し上部に圧迫感があるというか、重くなるように感じました。更に構造形式の検討を進めていきます。

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